Z世代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 00:58 UTC 版)
英: Generation Z)とは、概ね1990年代後半から2000年代に生まれた世代を指すことが多いが、アメリカ心理学会は1998年生まれ以降を指すなど[1]、定義は厳密に決められているわけではない[2]。生まれた時点でブロードバンドが利用可能であった最初の世代である。
(ゼットせだい)、ジェネレーションZ(注釈
- ^ ミレニアルは「千年紀の」という意味。
- ^ computer コンピューター、 connected(接続)、community(共同体)などの頭文字から取られたデジタルネイティブ世代にも通じる概念で、Z世代などのように生まれた年で区切る厳密な定義はないが、一般的には1980年代に生まれたミレニアル世代(Y世代)も含まれるケースが多い[8]。
- ^ ウィリアム・シュトラウスとニール・ハウの共著『世代』 (1991) において、1990年代以降に生まれる世代の名称として提案された。同著ではアメリカにおける世代の周期性から、この頃に「サイレント世代」が復活すると予測している。なお、かつてのサイレント・ジェネレーション(英: Silent Generation)は、ベビーブーマーやX世代の親世代に当たる1928年〜1945年頃に生まれた世代で、後の騒々しいブーマー世代との対比により「サイレント・ジェネレーション」(沈黙の世代)と呼ばれた。
- ^ 但し、私立高校の中には2月中に卒業式を終えた学校もあり、2001年度生まれで私立高校に通っていた者の中には、一斉休校の影響を受けなかった者もいる。また、2023年3月の学校内での常時マスク着用解除後に義務教育開始年齢に達したのは2016年4月2日生まれ以降、2023年5月の5類移行後に義務教育開始年齢に達したのは2017年4月2日生まれ以降である。
出典
- ^ “Stress in America: Generation Z” (英語) (PDF). American Psychological Association. (2018年10月) 2023年5月2日閲覧。
- ^ Neil Howe and Bill Strauss (July–August 2007). “The Next 20 Years: How Customer and Workforce Attitudes Will Evolve” (英語). Harvard University 2015年12月10日閲覧。
- ^ “Z世代という言葉を聞いたことがあるでしょうか”. 廣瀨涼(株式会社ニッセイ基礎研究所研究部研究員) (2021年7月1日). 2023年5月11日閲覧。
- ^ a b c “ミレニアル世代 vs Z世代:押さえておくべき4つの違いと特徴”. Criteo. (2018年8月14日)
- ^ a b c “スマホは銃より強し 背後に迫るZ世代 ミレニアルの憂鬱(5)”. 日本経済新聞. (2019年5月6日)
- ^ “米国に「iGen(スマホ世代)」が登場 1995~2012年生まれ、精神的不健康が特徴”. J-CASTニュース. (2017年9月22日)
- ^ 「北米ティーンの英語スラング&トレンドワード64選 S~Z編【2023年最新版】」『English Journal Online』ALC PRESS INC.、2023年3月15日。
- ^ a b “「C世代」と拓く新世界”. 日本経済新聞. (2012年1月8日)
- ^ “YouTubeの成長を牽引する、“ジェネレーションC”の行動スタイル”. AdverTimes〈アドタイ〉宣伝会議編集部. (2013年4月5日)
- ^ “ニールセンのイベントで、 ソーシャルメディア時代に最も影響力の高い『C世代 (ジェネレーション C)』を定義”. All Digital Music. (2010年10月30日)
- ^ Z世代の次『α世代(アルファ世代)』の特徴とは|Z世代との違いやマーケティングのポイントを解説! - TRANS (2023年12月18日)
- ^ α(アルファ)世代とは?特徴や年齢層、価値観についてわかりやすく解説 - SHANON (2024年1月11日)
- ^ “若者研究の第一人者・原田曜平さんに聞く、Z世代を読み解く2021年最新キーワード(前編)”. 電通プロモーションプラス (2021年4月22日). 2023年5月11日閲覧。
- ^ “Z世代 若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか?”. 光文社. 2023年4月28日閲覧。
- ^ “「コロナ以降」社会、経済はこうなる! 「白い戦争」WHITE WARSとTrans-COVID/Post-COVID”. JBpress(日本ビジネスプレス) (2020年4月9日). 2020年4月12日閲覧。
- ^ Abram Brown (2020年9月27日). “世界人口の3分の1、「Z世代」について知っておくべき事柄”. Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン). 2023年5月2日閲覧。
- ^ “Z世代の5割「子どもをほしくない」 お金以外の理由の1位は?”. ITmedia ビジネスオンライン. 2023年5月6日閲覧。
- ^ “Z世代とは?共通する特徴や他世代との違い、仕事に対する考え方について解説”. izul.co.jp. 2023年5月19日閲覧。
- ^ Azumi Hasegawa (2022年2月5日). “ジェネレーション・レフトはなぜ生まれたのか。【コトバから考える社会とこれから】”. VOGUE JAPAN
- ^ “「ジェネレーション・レフト」 アメリカで、日本で、若い私たちが政治を変える”. 東京新聞. (2022年2月11日)
- ^ “斎藤幸平氏インタビュー・後編 海外で広がるジェネレーション・レフト―日本での可能性は”. 全国保険医新聞. (2021年12月5日)
- ^ “時に「対立」辞さず行動 ジェネレーション・レフト、強まる胎動”. 毎日新聞. (2022年7月2日)
- ^ “欧米と逆行? なぜ日本の若者は選挙に行かず「左傾化」もしないのか”. 集英社. (2022年7月7日)日
- ^ “Z世代 × Twitterが購買につながる理由”. marketing.twitter.com. 2024年2月3日閲覧。
- ^ 女子高生に「ルーズソックス」再燃 全盛だった母親世代の影響も - NEWSポストセブン (2021年10月3日)
- ^ a b 今後コロナ世代はどんな影響を受けるのか? 特徴も含めて解説します(マーキャリメディア 2020年5月11日)
- ^ https://www.dodadsj.com/content/0329_generation-z/
- ^ http://hr-recruit.jp/newglossary/dtl/id:1201
- ^ 【医師監修】「コロナ世代」と呼ばれる子供たち。将来の健康二次被害は!?(みやま市工藤内科ブログ 2020年4月30日)
- ^ コロナ世代の子供たちが負う「2カ月休校で生涯賃金300万円減」の枷(PRESIDENT Online, 2020年4月22日)
- ^ “自分たちは「コロナ世代」 弱みは対面の会話 高校生意識調査:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2022年12月7日). 2023年3月6日閲覧。
- ^ 荒川和久 (2022年5月28日). “世代論を唱えるのは常におっさん。小さな全体主義の罠に気を付けよう。”. 日経COMEMO. 2023年5月2日閲覧。
- ^ a b c “カズレーザー、2000年代生まれZ世代からの「老害が多すぎて嫌」相談に神回答 「秀逸」「さすが」の声”. スポニチ Sponichi Annex (2022年9月12日). 2022年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月17日閲覧。
- ^ “「若者がタイパ主義とは思えない」Z世代研究の第一人者・原田曜平氏が断言の訳”. 濱口翔太郎(ダイヤモンド社) (2023年2月10日). 2023年7月15日閲覧。
- ^ “誤解はなぜ生まれた?「地球にやさしい」では買わない? Z世代の環境意識と消費行動にギャップ”. アイティメディア株式会社 (2023年1月19日). 2023年7月15日閲覧。
- ^ 世古紘子 (2023年7月15日). “若者は本を読んでます”. 中日新聞(朝刊): p. 14頁
- ^ 中森りほ (2022年12月6日). “「Z世代は価値観であって世代ではない」25歳アメリカ在住ライター・竹田ダニエルが大人に知ってほしいこと”. LIFE INSIDER. 2024年1月17日閲覧。
- 1 Z世代とは
- 2 Z世代の概要
- 3 日本におけるZ世代
- 4 脚注
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