YR-1500形への改造
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「由利高原鉄道YR-1000形気動車」の記事における「YR-1500形への改造」の解説
2001年(平成13年)8月から2003年(平成15年)8月にかけてYR-1001、1002、1003、1005の4両に対して、機関直結式、能力34.9 kW(30,000 kcal/h)の冷房装置を設置するとともにパワーアップをはかるためエンジンをDMF13HZに交換する工事が施工され、YR-1500形YR-1501・1502・1503・1505に改番された。当初はYR-1000形全車が改造される計画だったが、YR-1004は改造されないまま2003年(平成15年)12月に廃車された。エンジンは出力243 kW(330 PS)のものを184 kW(250 PS)に絞って使用した。扉の開閉操作を容易化するため、客用扉を押しボタンによる半自動式に変更、信頼性を向上するため保安ブレーキの二重化が図られた。YR-1501 – 1503は外部塗装が上半分黄色、下半分緑に変更された。ワンマン運転関連機器と座席表布が交換され、蛍光灯が5本増設された。
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