YMTCygnus Xとは? わかりやすく解説

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YMT・Cygnus X

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 23:07 UTC 版)

YMT・Cygnus Xとは、台湾山葉機車工業が発売していた125ccスクーターのシリーズ車種である。

概要

中華民国の台湾山葉機車工業(YMT)で製造されるスクーターである。型式上は、NXC125Xとなる。

他国向けの仕様と異なり、台湾で販売される同車種は、音叉マークこそ用いるものの一般的な"YAMAHA"のブランドネームを用いず、この車種のみ"YMT"で、統一されている。主な理由としては、"YMT"であった場合が、地場メーカーの扱いになり、税法上(当時)の優遇措置に合致させる為に行われたが、現在は、"YAMAHA"に統一されている。

中心となる4ストローク125ccのキャブレターモデルの他、4期規制を考慮した電子制御燃料噴射を搭載したFIやMOTO-GPイメージさせたグラフィックを採用したSRが、後にラインナップされた。

本モデルは、台湾独自の仕様であり、以下の点が他国の仕様と大きく異なる。

  • ヘッドライトの点灯スイッチが存在する。
  • CDIユニットには、エンジン回転のリミット制限が無い。(例として日本仕様は、9200回転で制限が入る。)
  • FIモデルは、台湾のみの設定であり、後に日本へ並行輸入が本格化された。(但し、国交省の認定を受けていない。)
  • SRモデルは、派手なグラフィックが特徴で、日本仕様には無いカラーが数多く発売された。(限定販売車を含む。)

各仕向け地毎にモデルが開発された為、台湾が5TY、日本が5UA、欧州その他が5MLと、車体外装等の共通部品が多いものの、型式が異なる。

モデル一覧

  • 前期モデル(2003年6月~2004年12月31日製造分)
    • 型式5TY1 / 2
    • キャブレターにTPS無し
  • 後期モデル(2005年1月11日~2006年6月30日製造分)
    • 型式5TY3 / 4 / 5
    • キャブレターにTPS有り
  • STDモデル
    • 型式5TY1/3
  • SRモデル
    • 型式5TY2 / 4 /5
  • FIモデル
    • 型式1P01

関連項目


「YMT・Cygnus X」の例文・使い方・用例・文例

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