XP-Mとは? わかりやすく解説

XPM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/01 13:45 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
X PixMap
グラフィカル環境でのVimなど、いくつかのテキストエディタではXPM画像をテキストとして表示できる
拡張子 .xpm
MIMEタイプ image/x‑xpixmap (非公式)
開発者 BULL Research
種別 画像ファイルフォーマット
派生元 XBM
オープン
フォーマット
yes

XPM (X PixMap) はX Window Systemで使用されるテキスト (ASCII) の画像ファイルフォーマットである。1989年INRIA(フランス国立電子計算機、制御研究所)のDaniel Dardailler と Colas Nahabooによって作られた。その後、Arnaud Le Horsにより拡張された。名前の通りピクセル(画素)によるビットマップ画像フォーマットである。主な用途はアイコンの画像の作成であり、透過色もサポートしている。文法は単純でC言語の2次元文字配列定数形式で記述される。

データ形式

内容は最初に大きさや色数、ホットスポットの定義部分、次に使用している色の定義部分があり最後に1ライン毎のピクセルの羅列が続く。 尚、色の指定はX Window Systemなどで使用される色名又は16進数で行なう。

以下にXPM形式の典型的な例を示す。

/* XPM */
static char * roundb_xpm[] = {
/* width height ncolors cpp [x_hot y_hot] */
"13 13 5 2 7 7",
/* colors */
"  s none	m none	c none",
". s topShadowColor m white c lightblue",
"X s iconColor1 m black c black",
"o s bottomShadowColor m black c #646464646464",
"O s selectColor m white c red",
/* pixels */
"                          ",
"          . . .           ",
"      . . X X X o o       ",
"    . X X X X X X X o     ",
"    . X X X X X X X o     ",
"  . X X X X O X X X X o   ",
"  . X X X O O O X X X o   ",
"  . X X X X O X X X X o   ",
"    . X X X X X X X o     ",
"    . X X X X X X X o     ",
"      o o X X X o o       ",
"          o o o           ",
"                          "
}; 

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「XP-M」の関連用語

XP-Mのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



XP-Mのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのXPM (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS