XML Notepad
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/06 01:25 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動作者 | Chris Lovett, Michael Corning, Dan Doris[1] |
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開発元 | Microsoft |
初版 | 2006年9月1日 |
最新版 | 2.8.0.11 [2] / 2020年5月31日 |
リポジトリ |
github |
プログラミング言語 | C#[1] |
対応OS | Windows 2000以降[3][4] |
プラットフォーム | .NET Framework[1] |
対応言語 | 英語 |
種別 | XMLエディタ |
ライセンス | MITライセンス[5] |
公式サイト |
microsoft |
XML Notepadは、Chris Lovettによって開発され、Microsoftによって公開されたオープンソースのXMLエディタである[1]。エディタは、ツリービューとテキストビュー双方でのインクリメンタル検索や、ドラッグとドロップのサポート、インテリセンス、正規表現などを用いることが可能な検索と置換、XIncludeのサポートなどの機能を備える[1][3]。XML Notepadは、大きなサイズのXMLドキュメントでよいパフォーマンスを発揮し、リアルタイムのXMLスキーマのバリデーション機能を持つ[1]。また、XSLT変換の結果を確認するためのHTMLビューアーを持ち、XML比較ツールが組み込まれている[6]。
プログラムのソースコードは、CodePlexで2007年4月20日に公開され、その後2016年4月にGitHubに移行された[7]。
歴史
オリジナルのXML Notepadは、1998年にMurray LowによってC++で書かれたが、現代的なXML標準のサポートを欠き、メンテナンスがなされていないため、MSDNからは結果的に削除されていた。しかしながら、需要の高さのゆえ、Chris Lovettによって.NET Framework 2.0のSystem.Xmlライブラリを使ってC#で書き直された[1]。
XML Notepad 2007は、XML Notepad 2006が公開されてから8ヶ月後にリリースされた。新しいバージョンはいくつかのバグ修正を含むほか、Windows Vistaに対応し、Aeroスタイルのアップデートされたアイコンが含まれる[8]。
XML Notepad 2.6は、2014年にリリースされ、CodePlexにおいてコミュニティによって報告されたいくつかのバグの修正を含む。また、.Net Framework 4.0を使うようにアップデートされている。
関連項目
脚注
- ^ a b c d e f g Lovett, Chris (2006年8月). “XML Notepad 2007 Design”. MSDN. Microsoft. 2010年7月16日閲覧。
- ^ http://www.lovettsoftware.com/downloads/xmlnotepad/Updates.xml
- ^ a b “XML Notepad 2007”. Download Center. Microsoft (2007年9月5日). 2010年7月16日閲覧。
- ^ “XML Notepad 2007 2.5”. Download.com. CBS Interactive (2007年9月18日). 2010年7月16日閲覧。
- ^ https://github.com/microsoft/XmlNotepad/blob/master/LICENSE
- ^ Lovett, Chris (2006年9月5日). “XML Notepad 2006”. Microsoft XML Team Blog. Microsoft. 2010年7月16日閲覧。
- ^ Lovett, Chris (2007年4月20日). “XML Notepad Source Code on CodePlex”. Microsoft XML Team Blog. Microsoft. 2010年7月16日閲覧。
- ^ Oiaga, Marius (2006年11月23日). “Microsoft Unveils XML Notepad 2007”. Softpedia. SoftNews. 2010年7月16日閲覧。
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