UNIXシェルとは? わかりやすく解説

UNIXシェル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 19:28 UTC 版)

ヒアドキュメント」の記事における「UNIXシェル」の解説

ヒアドキュメント標準入力として扱われるため、標準入力扱えるコマンド組み合わせて使用する必要がある文字列リテラルファイルし受け取らないようなコマンド使用する場合は、変数を介して渡したり、bash固有の機能Process Substitution利用したりする必要がある。 以下の例では、ヒアドキュメントテキストtrコマンドへの入力となっている。 $ tr a-z A-Z < one two three > uno dos tres > END_TEXT ONE TWO THREE UNO DOS TRES ここではEND_TEXTを区切り文字としてあり、ヒアドキュメント始め終わり位置規定している。下2行のONE TWO THREEUNO DOS TRESは、trコマンド実行して出力され結果である。 ヒアドキュメント開始するところで<<-とすると、行頭タブ無視されるようになり、シェルスクリプトインデント崩さずヒアドキュメント書けるようになる(なお、コマンドラインタブ文字入力するには特殊な操作が必要となる。また、以下の例はタブではなくスペース書いてあるので、そのままコピペしても動作しない)。 $ tr a-z A-Z <<-END_TEXT > one two three > uno dos tres > END_TEXT ONE TWO THREE UNO DOS TRES デフォルトで、変数展開バッククオートによるコマンド展開も行われる。 $ cat << EOF > Working dir $PWD > EOF Working dir /home/user これらは、区切り文字引用符で囲むことで無効にできる。 $ cat << "EOF" > Working dir $PWD > EOF Working dir $PWD また、bashkshzshではヒアストリングという機能存在する。 $ tr a-z A-Z <<<"Yes it is a string" YES IT IS A STRING

※この「UNIXシェル」の解説は、「ヒアドキュメント」の解説の一部です。
「UNIXシェル」を含む「ヒアドキュメント」の記事については、「ヒアドキュメント」の概要を参照ください。

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