UCIの逆襲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 14:03 UTC 版)
「パリ〜ニース2008」の記事における「UCIの逆襲」の解説
UCIとASOの対立が深刻さを増す中、欧州自転車競技連合(UEC)は、パリ〜ニースを含めた国際レースはUCI主導で行うべきか、今後もUCIプロツアーを維持していくべきかといった問題について討議を行い、最後に採決をしたところ、国際レースにおけるUCI主導の方向性並びに2009年以降もプロツアー制度の維持を支持するという結論に達した。 これを受け、UCI会長のパット・マクエイドはFFC会長のジャン・ピタリエと会談を行った。その会談の席上でマクエイドは、ASOがパリ〜ニースをFFCの管理の下でレースを実施したいという件について、FFCとしての見解について問うたところ、ピタリエは、FFCとしてはUCIの規定に沿った形でのレース開催を当初は望んでいたとした上で、ASOがFFCの管理下で開催が行えるとしてUCIを排除したと言明。一方でピタリエは、パリ〜ニースが国際レースである以上、UCIの規定に沿ってレースを行うとも言明したが、ASOが後述するUCIの制裁処置姿勢に不快感を示したことで態度は一変することになる。
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