TrustedDWG
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 05:01 UTC 版)
オートデスクは、AutoCADが実行中に クラッシュした場合、メモリの状況をサーバに自動送信するCustomer Error Reporting機能があり、この機能によって蓄積した情報を解析したところ、下位バージョン互換のケースとは別に、オートデスク製の製品以外から保存されたDWGファイルには、データ構造上に欠損のあるものがあり、編集中のCADソフトウェアを不安定にするケースが報告されている、としている。 このため、AutoCAD 2007以降のAutoCADでは、オートデスク製品から保存されたDWGファイルを TrustedDWGとして区別するようになっている。オートデスクのCADソフトウェアや、オートデスクがライセンス供与したRealDWGやAutoCAD OEMを使ったソフトウェア製品以外が保存したDWGファイルを開こうとすると、警告メッセージが表示されるようになっている。 オートデスクによれば、RealDWGやAutoCAD OEMは、競合するCADベンダーやサードパーティーには供与されないとなっている。
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