TPC
読み方:ティーピーシー
別名:トランザクション処理性能評議会
TPCとは、トランザクション処理システムの性能指標(ベンチマーク)テストの策定と検証とを目的とした業界団体のことである。コンピューターやデータベースの有力メーカーやベンダーが参加している。
TPCによって策定された性能指標には、テストの内容によってTPC-A,B,C,D,H,R,Wの7種類に分かれる。中でも実際の物流業務におけるトランザクション処理に近い環境で行われるTPC-Cが特に重視され、サーバー機器の性能を顕示するなどの目的でもっぱら用いられている。他の6種はあまり用いられない。
トランザクション処理: | 正常終了 ストアドプロシージャ 2フェーズコミット TPC TPC-C TXインターフェース TPモニタ |
トランザクション処理性能評議会
(Transaction Processing Performance Council から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 02:54 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動トランザクション処理性能評議会(トランザクションしょりせいのうひょうぎかい、Transaction Processing Performance Council)は、コンピュータ関連の有力企業が集まり、データベースのトランザクションに関して実際のシステムに近い性能指標を作成する目的で設立された非営利団体。略称はTPC。TPCによって策定された指標(ベンチマーク)のうち現在有効な物TPC-App,C,Hである。過去にはTPC-A,B,D,R,Wなどがあったが、現在では利用されていない。現行のオンライントランザクション処理を対象としたTPC-Cの後継としてTPC-Eの仕様が2007年3月19日に公開された。またデシジョンサポート処理を対象としたTPC-DSのドラフトが現在起草されている。
外部リンク
- Transaction Processing Performance Councilのページへのリンク