ツンベルギア・フラグランス


●インドおよびスリランカが原産です。蔓性で1.8~2.4メートルほどよじ登ります。葉は濃い緑色で、ベルベットのような手触りです。夏から初秋にかけて、真っ白な花を咲かせます。花には芳香があり、ハチやチョウを引き付けます。
●キツネノマゴ科ツンベルギア属の常緑蔓性木本で、学名はThunbergia fragrans。英名は White lady, Angelwings。
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カオリカズラ
(Thunbergia fragrans から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/31 09:15 UTC 版)
カオリカズラ | |||||||||||||||||||||||||||
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カオリカズラの花
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Thunbergia fragrans Roxb. |

カオリカズラ(香葛[1]学名:Thunbergia fragrans)は、キツネノマゴ科ヤハズカズラ属のつる性多年生草本[2]。
別名 ニオイヤハズカズラ[1]。
特徴
茎は絡みつくように伸び、長さ3-5 mに達する。葉は1-3 cmの葉柄があり対生し、長さ5-10 cm、幅3-5 cm、先は尖り基部は切形でわずかに凹む。葉縁は全縁でゆるく波打つ。花は直径5-6 cmの白色で中央部は淡黄色を帯びる。果実は偏球形で直径約7 mm、先端が嘴状に尖る[2]。
分布と生育環境
インド〜スリランカ原産で、沖縄本島では栽培[3]されたものから逸出野生化[2][1]。フロリダやハワイ、カリブ海の島々など熱帯各地で外来種とされる。
脚注
- ^ a b c (林 & 名嘉 2022, p. 58)
- ^ a b c (植村 et al. 2015, p. 438)
- ^ (米倉 & 梶田 2003)
参考文献

- 米倉浩司; 梶田忠「カオリカズラ」『「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)』2003年 。2023年8月25日閲覧。
- 植村修二; 勝山輝男; 清水矩宏; 水田光雄; 森田弘彦; 廣田信七; 池原直樹『増補改訂 日本帰化植物写真図鑑 第2巻』全国農村教育協会、2015年、438頁。ISBN 9784881371855。
- 林将之; 名嘉初美『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年、58頁。 ISBN 9784899824350。
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