TOBと上場廃止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 08:26 UTC 版)
「インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人」の記事における「TOBと上場廃止」の解説
2021年4月2日、スターウッド・キャピタル・グループ(英語版)はTOBにより非上場化する意向を発表。公開買付価格は投資口1口当たり20,000円で、2020年10月期決算の1口当たりNAV17,684円に対して13.10%のプレミアムを加えた価格であり、取得額は1,700億円になる見込みである。買付価格は、5月10日には21,750円に、6月1日には22,500円に変更された。しかしながら、公開買付は6月15日に終了し、応募投資口数が、買付予定数の下限(3,877,247口)に満たず、失敗となった。 一方で、インベスコも対抗してTOBを買付価格22,750円で2021年6月18日から7月27日に実施し、応募投資口が買付予定数の下限を上回ったため成立し、その結果、インベスコは議決権の65.07%を獲得し、11月9日に上場廃止、投資口2,200,662口を1口に併合し発行済投資口の総口数8,802,650口を4口にすることで、1口未満の端数となる少数投資主のスクイーズアウトを実施する予定である。
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