Swan-Ganzカテーテル検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:24 UTC 版)
「心筋梗塞」の記事における「Swan-Ganzカテーテル検査」の解説
Swan-Ganzカテーテル検査では、静脈から差し込んだカテーテルを右心房・右心室を経由して肺動脈まで進め、ここでバルーンを用いて間接的に左心房の圧力(肺動脈楔入圧)を計測する方法が取られる。また、先端から冷水を注入してセンサーを用いた温度測定を行い、血流の量を知る方法もある。 これらで得た肺動脈楔入圧(mmHg)と心係数(CI、心拍出量/体表面積、L/分/m2)で分類したものがForresterの分類である。心係数2.2以下を末端循環不全、肺動脈楔入圧18以上を肺鬱血状態とし、それぞれの区分から重症度を判定し投与する医薬品の種類や治療法を定めている。
※この「Swan-Ganzカテーテル検査」の解説は、「心筋梗塞」の解説の一部です。
「Swan-Ganzカテーテル検査」を含む「心筋梗塞」の記事については、「心筋梗塞」の概要を参照ください。
- Swan-Ganzカテーテル検査のページへのリンク