すずめのミサ【雀のミサ】
雀ミサ
(Spatzenmesse から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 15:50 UTC 版)
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ミサ・ブレヴィス ハ長調 K. 220 (196b) は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したミサ曲。正確な番号はミサ曲 第9番である。『雀ミサ』や『雀のミサ』などの愛称で呼ばれている。
概要
モーツァルトはマンハイム・パリ旅行に出発する前の2年半は、ザルツブルクに留まって宮廷作曲者の仕事に専念しており、この時期に6曲のミサ曲が書かれた。この作品は自筆譜が失われているため、正確な作曲年代や日付はわかっていないが、1775年または1776年に作曲されたと伝えられている。
なお、このミサ曲が『雀ミサ(Spatzenmesse)』と呼ばれているのは、曲中の「サンクトゥス」と「ベネディクトゥス」のヴァイオリンの高音域でのモティーフが鳥の囀りに似ていることに由来すると言われている。
編成
独唱4部(ソプラノ、アルト、テノール、バス)、合唱4部、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ、ヴァイオリン2部、低音楽器、オルガン
構成
全体は6曲で構成されており、演奏時間は約16分である。
- 第1曲 キリエ
- 第2曲 グローリア
- 第3曲 クレド
- 第4曲 サンクトゥス
- 第5曲 ベネディクトゥス
- 第6曲 アニュス・デイ
外部リンク
- ミサ曲 第9番 ハ長調 K. 220 (196b)『雀ミサ(ミサ・ブレヴィス)』の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
- ミサ曲 第9番 ハ長調 K. 220 (196b)『雀ミサ(ミサ・ブレヴィス)』の楽譜(無料配布) - Choral Public Domain Library (ChoralWiki)
- Spatzenmesseのページへのリンク