たまみくり (玉実栗)
●わが国の本州、中部地方以北から北海道それに北半球の寒冷地に広く分布しています。山地から亜高山帯の湿地に生え、高さは40~60センチになります。茎は円柱状で直立し、葉は広い線形で互生します。7月から8月ごろ、茎の上部に雄性花序を1~2個、そのすぐ下に雌性花序を3~4個つけます。名前は、小さな球形の集合果を「クリ」のいがに見立てたもの。
●ミクリ科ミクリ属の多年草で、学名は Sparganium glomeratum。英名は Clustered bur-reed。
ミクリ: | 実栗 玉実栗 |
タマミクリ
(Sparganium glomeratum から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 19:50 UTC 版)
タマミクリ(Sparganium glomeratum)はガマ科ミクリ属の植物[1]。
- ^ 伊藤 優「世界の水草よもやま話」『植物地理・分類研究』第66巻第1号、日本植物分類学会、2018年、 1-12頁、 doi:10.18942/chiribunrui.0661-01。
- ^ 角野康郎『日本水草図鑑』文一総合出版、1994年。 pp.80-81
- 1 タマミクリとは
- 2 タマミクリの概要
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