サターンズ・パターンとは? わかりやすく解説

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サターンズ・パターン

(Saturns Pattern から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/13 09:21 UTC 版)

サターンズ・パターン
ポール・ウェラースタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロックインディー・ロック
時間
レーベル パーロフォン
ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース ポール・ウェラー、ジャン・スタン・カイバート
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
ポール・ウェラー 年表
モア・モダン・クラシックス
(2014年)
サターンズ・パターン
(2015年)
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サターンズ・パターン』(Saturns Pattern)は、ポール・ウェラー2015年に発表したソロ名義では12作目のスタジオ・アルバム

背景

ジョシュ・マクローリー(ザ・ストライプス)、リアム・マギル(シド・アーサー英語版)といった若手ミュージシャンがレコーディングに起用されており、ウェラー自身は「俺はザ・ストライプスもシド・アーサーも好きだった。奴らの音楽を通じて知って、それで連中とも知り合いになったんだ」と語っている[12]。「ホワイト・スカイ」はアモルファス・アンドロジナスとのセッションで生まれた曲である[12]

ヨーロッパで発売されたデラックス・ボックス・セットは、アルバム本編を収録したアナログLP、ボーナス・トラック3曲が追加された12曲入りのCD、ボーナスDVDの3枚組となった[13]。また、ワーナーミュージック・ジャパンから発売された日本盤CDは、通常盤/DVD付属のスペシャル・エディション盤ともに、ヨーロッパ盤ボックス・セットとは異なるボーナス・トラック2曲が追加されている。

反響・評価

全英アルバムチャートでは、ブランドン・フラワーズの『ザ・ディザイアード・エフェクト』に1位獲得を阻まれて初登場2位となり[14]、合計9週トップ100入りした[1]。オランダでは2015年5月23日付のアルバム・チャートで22位を記録し、同国において『22ドリームス』(2008年)以来のトップ40入りを果たした[2]

ジョン・デニスは『ガーディアン』紙のレビューで5点満点を付け「彼が作曲・録音の両面で突然にして実験的な新生面を提示し始めた2008年のヒット・アルバム『22ドリームス』の好調ぶりを引き継いでいる」と評している[15]

収録曲

特記なき楽曲はポール・ウェラーとジャン・スタン・カイバートの共作。

  1. ホワイト・スカイ - "White Sky" (Paul Weller, Garry Cobain, Brian Dougans, Stuart Rowe) - 4:52
  2. サターンズ・パターン - "Saturns Pattern" - 3:24
  3. ゴーイング・マイ・ウェイ - "Going My Way" (P. Weller) - 4:15
  4. ロング・タイム - "Long Time" (P. Weller) - 2:12
  5. ピック・イット・アップ - "Pick It Up" - 6:16
  6. アイム・ホエア・アイ・シュッド・ビー - "I'm Where I Should Be" - 3:26
  7. フェニックス - "Phoenix" - 5:56
  8. イン・ザ・カー… - "In the Car..." - 4:44
  9. ディーズ・シティ・ストリーツ - "These City Streets" (P. Weller) - 8:23

ボーナス・トラック

日本盤

  1. アイ・ワーク・イン・ザ・クラウズ - "I Work in the Clouds" (P. Weller, Andy Crofts, Ben Gordelier, Steve Cradock, Steve Pilgrim) - 5:39
  2. プレイズ・イフ・ユー・ワナ - "Praise If You Wanna" (P. Weller, A. Crofts, B. Gordelier, S. Cradock, S. Pilgrim) - 1:39

ヨーロッパ盤ボックス・セット

  1. "(I'm A) Roadrunner" (Holland-Dozier-Holland)
  2. "Dusk Til Dawn"
  3. "White Sky (Prof. Kybert Vs, The Moons Remix)" (P. Weller, G. Cobain, B. Dougans, S. Rowe)

スペシャル・エディション盤ボーナスDVD

  1. 『サターンズ・パターン』ビハインド・ジ・アルバム - "Saturns Pattern (Behind the Album)"
  2. 『サターンズ・パターン』楽曲解説 - "Saturns Pattern (Track-by-Track)"
  3. 「ホワイト・スカイ」ビデオ - "White Sky"
  4. 「ロング・タイム」ビデオ - "Long Time"
  5. 「ロング・タイム」ビハインド・ザ・シーンズ - "Long Time (Behind the Scenes)"
  6. 『サターンズ・パターン・フォト・シュート』ビハインド・ザ・シーン - "Saturns Pattern Photoshoot (Behind the Scenes)"

参加ミュージシャン

  • ポール・ウェラー - ボーカルギターピアノエレクトリックピアノメロトロンオルガンキーボードシンセサイザーベースドラムスパーカッション、手拍子、フィンガー・スナップ
  • ジャン・スタン・カイバート - ベース(on #2)、プログラミング(on #2, #6)、キーボード(on #5, #6)、ギター(on #6)、モーグ・シンセサイザー(on #9)
  • アモルファス・アンドロジナス - シンセサイザー、ループ、ドラムス、ハープ、ストリングス、ギター(on #1)
  • アンディ・クロフツ - バッキング・ボーカル(on #1, #3, #5, #6, #7, #8)、ギター(on #1)、キーボード(on #2, #5, #8, #9)、モーグ・シンセサイザー(on #2)、メロトロン(on #2)、ピアノ(on #3)、ベース(on #3)
  • ステュアート・ロウ - ギター(on #1)
  • ビル・ホイーラー - ギター(on #4)
  • ジョシュ・マックリーリー - スライドギター(on #4)
  • スティーヴ・クラドック - ギター(on #5, #7, #9)、モーグ・シンセサイザー(on #9)
  • スティーヴ・ブルックス - スライドギター(on #8)、ギター(on #9)
  • チャールズ・リース - ベース(on #4)、パーカッション(on #4)
  • ベン・ゴードリエ - ドラムス(on#2, #3, #5, #6, #7, #8, #9)、パーカッション(on #7, #8)
  • トム・ヴァン・ヒール - ドラムス(on #4)
  • レイヴン・ブッシュ - ヴァイオリン(on #9)
  • ハナ・ウェラー - バッキング・ボーカル(on #1, #5, #7)
  • スティーヴ・ピルグリム - バッキング・ボーカル(on #2)
  • シド・アーサー - バッキング・ボーカル(on #5)

脚注・出典

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