STD-B35 BCML
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/19 09:44 UTC 版)
「BCML」の記事における「STD-B35 BCML」の解説
STD-B35はBCMLと呼ばれるメタデータによって、論理ファイルシステム上に構築されたセクション化されていないモノメディアもしくはセクションデータを取り扱う。BCML対応システムはBCMLからモノメディアやセクションデータを読み取り、一連のストリーム元となるセクションデータを整理する。 BCMLは番組送出タイミングも制御することができる。ひとつのES上に時系列順にセクションデータを並べることもできる他、イベントメッセージなどの送出タイミングや、動画ストリームから受けたトリガーをもとにES内容を変化させる事もできる。これにより送出開始タイミングをキー局に委ね、全国一斉にデータカルーセル上にイベントを送り込んだり番組を切り替えることができる。 あまり利用されていないがPSI/SI情報もBCMLは取り扱うことができる。PSI/SI情報は系列局の各々のマスターが直接制御していることが多く、BCMLコンテンツ中には書かれないか、あるいは書かれていても取り除かれることが多い。
※この「STD-B35 BCML」の解説は、「BCML」の解説の一部です。
「STD-B35 BCML」を含む「BCML」の記事については、「BCML」の概要を参照ください。
- STD-B35 BCMLのページへのリンク