S-SBR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/07 21:21 UTC 版)
「スチレン・ブタジエンゴム」の記事における「S-SBR」の解説
溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S-SBR)の開発も進んだ。分子構造を精密に変換できる特質から、タイヤに製品化した際の転がり抵抗やグリップ性能の機能が向上するため、低燃費タイヤの原料として知られる。住友化学は、1977年からS-SBRの研究開発をはじめ、旭化成、ゼオンケミカルズとともにシンガポールのジュロン島においてS-SBRのプラントを開設し、世界最大の合成ゴム製造拠点の1つとなった。S-SBRは、2014年現在経済産業省が定める機能性材料のモビリティ部門における高付加価値素材として位置づけられている。
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