SDLが使用するAPI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 08:28 UTC 版)
SDLは画面の描画にOSによって異なるAPIを使う。SDL 1.2の場合、WindowsではDirectDrawあるいはGDIが、LinuxではXlibが使用される。ただし、環境変数「SDL_VIDEODRIVER」を変更すれば、プログラムを書き換えることなく別のAPIを使って表示することも可能になっている。利用可能なドライバーはプラットフォームおよびSDLのコンパイル時オプションに依存する。 同様に、音声出力に使うAPIも環境変数SDL_AUDIODRIVERで変更が可能。 SDL 2.0では、ウィンドウ作成時にフラグを指定することで、OpenGLやVulkanを直接利用した3D描画をサポートできる。 2DグラフィックスのレンダラーSDL_Rendererは、SDL_SetHint()とSDL_HINT_RENDER_DRIVERを使用して、優先的に選択させたいバックエンドのヒントを指定することが可能である。
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