SALON MUSICとは? わかりやすく解説

サロン‐ミュージック【salon music】

読み方:さろんみゅーじっく

小人数演奏家客間などで演奏するのに適した、軽い内容楽曲


SALON MUSIC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/02 00:45 UTC 版)

SALON MUSIC
出身地 日本
ジャンル ニュー・ウェイヴ
活動期間 1980年 -
レーベル felicity
公式サイト

サロン・ミュージックホームページ

felicity レーベルページ
メンバー
  • 吉田仁
  • 竹中仁見

SALON MUSIC(サロン・ミュージック)は、吉田仁と竹中仁見の2人によって構成される日本ニュー・ウェイヴユニット

13枚のオリジナルアルバム、各レコード会社編集のベスト盤(1998年発表の『girls at our tratt's best!』は新録やremix入り)をリリース、15枚のコンピレーションアルバムに参加。詳細は後述の作品の節を参照のこと。

吉田は岡野ハジメとのQuadraphonics、竹中はSilver Finsという別ユニットの活動も行っていた。

メンバー

吉田仁(よしだ じん)
ベースギターボーカル等を担当する。
竹中仁見(たけなか ひとみ)
ギター、キーボード、ボーカル等を担当する。青森県八戸市出身。

来歴

1980年、吉田仁と竹中仁見の2人によって結成される。活動開始時はニュー・ウェイヴ全盛期で、小粋で、ねじれたポップ感覚はイギリスでも注目された[1]

1981年、イギリス・SOUNDS誌ジャパニーズテクノポップチャートで、セルフレコーディングのカセットテープ『hunting on Paris』が首位を獲得。1982年、イギリス、フォノグラムからデビュー。「hunting on Paris」は、アルバム『Tokyo mobile music』に収録され、後にシングルカットされる。同年、カセットマガジンTRA #2に参加。この頃は、六本木ink stickで定期的にライブを行っていた。

1983年、ホンダバラードスポーツCR-XなどのCM曲のシングルをリリース。1stアルバム『my girl friday』を発表した[2]

1984年、高橋ユキヒロプロデュースの2ndアルバム『la paloma show(ラ・パロマ・ショウ)』を発表する。バックにはムーンライダーズが参加している。同年、渋谷公会堂でライブを行う。1月に青山の1999でワインを提供したコンサートを開き、映像がパルコで公開予定だった[3]

1989年、イギリスの映像作家アンディG.とアランF.P.のスライドとのコラボライブ「psychic ball night」を行う。

1990年、吉田仁は、フリッパーズ・ギターなどの他アーティストの作品のプロデュースやミックスを多数手がけるようになる。これを契機に、小山田圭吾主宰のトラットリア(Tratttoria)・レーベルに移籍しており、以降、アルバムを6枚リリースしている。

2000年、ヨ・ラ・テンゴのオープニング・アクトを、翌年にはスパークスのオープニング・アクトを務める。

2011年、9年振りとなるアルバム『sleepless sheep』をリリース[4]

作品

アルバム

  1. my girl friday (1983年) (1993年リイシュー ボーナストラック1曲)
  2. la paloma show (1984年) (1993年リイシュー ボーナストラック3曲)
  3. topless (1985年)
  4. this is (1987年)
  5. o boy (1988年)
  6. psychic ball (1990年)
  7. missing and wishing 1980~1983demo and rare collection (1993年 1stアルバム以前の初期音源集)
  8. M★A★S★H (1995年)
  9. tiger moth (1996年)
  10. chew it in a bite (1996年)
  11. kelly's duck (1997年)
  12. girls at our trattria best! (1997年)
  13. round5 shaggy bee (1999年)
  14. new world record (2002年)
  15. THIS IS + O BOY (2002年 87年の4枚目と88年発売の5枚目の2枚をカップリングし、デジタル・リマスター化)
  16. Anthology SALON MUSIC BEST (2003年 ポニーキャニオン時代のベスト、デュエットに夢中など初CD曲を収録)
  17. sleepless sheep (2011年)

参考文献・出典

  1. ^ 『宝島4月号』JICC出版局、1984年4月1日、133頁。 
  2. ^ 『宝島4月号』JICC出版局、1984年4月1日、133頁。 
  3. ^ 『宝島4月号』JICC出版局、1984年4月1日、133頁。 
  4. ^ 変わらないものと、変わったもの salon musicインタビュー”. CINRA. 2022年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月2日閲覧。

外部リンク


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