トキソプラズマの予防治療
【概要】 トキソプラズマ抗体が陽性のHIV感染者のCD4細胞数が100/μL以下になったら、トキソプラズマ脳症の予防を開始することが勧められている。ST合剤内服はニューモシスチス肺炎の予防にもなる。
《参照》 ニューモシスチス肺炎

結核の予防治療
【概要】 HIV感染者が明らかに結核菌に曝露したと思われる場合、ツベルクリン検査を実施する。5mm以上であれば予防治療を開始する。従来はツベルクリン反応が参考とされていたが、近年クォンティフェロンTB-2G値が上昇していなければ予防治療は不要と考えられている。ただしHIV感染症など免疫能が低下した患者の評価は定まっていない。
【詳しく】 (1)イソニアジド300mg+ピリドキシン50mgを9ヶ月間。(2)イソニアジド耐性結核菌→リファンピシン600mg+ピラジナミド20mg/Kgを2ヶ月間。(3)多剤耐性結核菌→専門家に相談。
《参照》 結核とエイズ、 クォンティフェロンTB2G

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