PalmSource
PalmSourceとは、2003年にPalmが分社化した際に誕生したソフトウェア専門の会社であり、Palm OSの開発元である。
PalmSourceは、Palm OSのライセンス供給・対応ソフトウェア開発を主な事業内容としている。PalmSourceは2001年、Palm社のソフトウェア部門だった時代にBeを買収することでBeOSを獲得し、また2005年にはChina MobileSoftを買収して携帯電話向けOSの開発を進めていた。
PalmSourceは2005年に日本のソフトウェア会社であるACCESSに買収され、2006年にはACCESS Systemsと社名が変更された。
なお、Palmの分社化において、ハードウェア部門は「palmOne」として独立した。こちらはPalmSourceがACCESS Systemsとなる際にPalmブランドを完全に取得、再び社名を「Palm」に変更している。
参照リンク
米国PalmSource, Inc.の買収完了に関するお知らせ - (ACCESS CO., LTD. ニュースリリース 2005.11.15)
ACCESS Systems
(PalmSource から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 09:55 UTC 版)
ACCESS Systems(アクセス・システムズ)は、PDA用のオペレーティングシステム (OS) であるGarnet OSを開発し、Palmおよび互換機のメーカーにそのOSのライセンスを供与している会社。正式な社名はACCESS Systems Americas, Inc.(アクセス・システムズ・アメリカ)。
かつてはPalmデバイスを最初に生み出したPalm Computing (Palm, Inc.) が一社でハードウェアとソフトウェアの両方を生産していたが、2003年にOS事業を分社化、PalmSourceとした。
その後、2005年に、日本のソフトウェア会社ACCESSに買収され、2006年10月12日に現在の社名に変更した。
現在は、スマートフォンおよびモバイル端末向けの新 Linux ベース プラットフォーム (ALP:Access Linux Platform) を開発する。
沿革
- 2003年 - Palm Computingの分社化によりOS事業会社としてPalmSource設立。
- 2005年 - ACCESSにより買収。
- 2006年10月12日 - ACCESS Systemsに社名を変更。
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外部リンク
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