Octyl acetate

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酢酸オクチル

分子式：	C10H20O2
その他の名称：	酢酸カプリル、酢酸n-オクチル、Octyl acetate、n-Octyl acetate、Acetic acid octyl、Acetate C-8、アセタートC-8、Acetic acid octyl ester、1-Octanol acetate、Capryl acetate
体系名：	オクチル=アセタート、酢酸オクチル、1-オクタノールアセタート

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酢酸オクチル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/04/24 02:17 UTC 版)

酢酸オクチル
IUPAC名 酢酸オクチル
別称 エタン酸オクチル 酢酸n-オクチル
識別情報
CAS登録番号	112-14-1
RTECS番号	AJ1400000
SMILES CCCCCCCCOC(=O)C
特性
化学式	C10H20O2
モル質量	172.27 g/mol
外観	無色液体
匂い	果実臭
密度	873 kg/m³
融点	-38 °C (235K)
沸点	211 °C (484K)
水への溶解度	不溶
溶解度	アルコール、油類に可溶
屈折率 (nD)	1.418-1.421
危険性
NFPA 704	2 1 0
引火点	86 °C
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

酢酸オクチル（さくさんオクチル、Octyl acetate）ないしはエタン酸オクチルはオクタノールと酢酸とから生成するエステルで、フルーツ系の人工香料の基になっている。

酢酸オクチルは縮合反応により生成する。

${\ce {C8H17OH\ +CH3COOH->C10H20O2\ +H2O}}$

安全性

動物実験での半数致死量（LD₅₀）は、ラットへの経口投与で3g/kg、ウサギへの経皮投与で5g/kg以上。消防法による第4類危険物 第3石油類に該当する。