Ni-Pめっき皮膜の特性(高温酸性浴)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 01:50 UTC 版)
「無電解ニッケルめっき」の記事における「Ni-Pめっき皮膜の特性(高温酸性浴)」の解説
化学組成 — Ni: 90%–96%、P: 4%–10% 結晶構造 — 析出状態ではアモルファスであるが、熱処理を行うことにより結晶質となる。 比重 — 析出状態で7.9であるが熱処理することにより7.8に減少。 硬度 — リン含有量により異なり、ビッカース硬さ (Hv) 500–700。リン含有率が少ない方が硬度は高い。400℃で熱処理を行うことによりHv950以上になる。 電気抵抗 — 析出状態で60μΩ/cm。熱処理を行うことにより1/3に低下。 熱膨張係数 — 13–14.5μm/m℃
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