Mtools
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/02 01:39 UTC 版)
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開発元 | GNUプロジェクト |
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最新版 | |
リポジトリ | |
対応OS | Unix系 |
ライセンス | GPLv3+ |
公式サイト | www |
Mtoolsは、Unix系オペレーティングシステムがMS-DOSファイルシステム上のファイルを操作できるようにするユーティリティソフトウェアであり、通常はフロッピーディスクまたはフロッピーディスクイメージを対象とする[2][3]。
mtoolsはGNUプロジェクトの一部であり、GNU General Public License(GPLv3+)の下で自由ソフトウェアとして公開されている。
使用方法
以下はフロッピーイメージにおけるmtoolsの使用方法である。(QEMUやVirtualBoxなどの仮想マシンでも有効。)
フロッピーイメージにファイルをコピーする:
$ mcopy -i Disk.img file_source ::file_target
フロッピーイメージから現在のディレクトリへファイルをコピーする:
$ mcopy -i Disk.img ::file_source file_target
ディスクイメージ内のすべてのファイルを削除する:
$ mdel -i Disk.img '::*.*'
ドライブレター:
(コロン)は特別な意味を持つ。これは、-i
オプションを使用してコマンドライン上で直接指定されたイメージファイルへアクセスするために用いられる[4]。
関連項目
脚注
- ^ "GNU mtools 4.0.48 released"; 作品または名前の言語: 英語; 出版日: 2025年2月22日; 閲覧日: 2025年2月24日.
- ^ https://www.gnu.org/software/mtools/ Homepage
- ^ Mielewczik, Michael. “mtools: DOS-Dateien unter Linux verwalten.”. Linux Intern 1/1999: 81.
- ^ “online linux man page”. 2012年7月31日閲覧。
外部リンク
- Mtoolsのページへのリンク