M1_(銃剣)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > M1_(銃剣)の意味・解説 

M1 (銃剣)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/28 01:23 UTC 版)

M1 bayonet
各種のアメリカ製銃剣。上からM1905、M1、M1905E1、M4
種類 銃剣
原開発国 アメリカ合衆国
運用史
配備先 アメリカ軍
関連戦争・紛争 第二次世界大戦, 朝鮮戦争
開発史
製造期間 1942年-
諸元
全長 14 in (36 cm)
刃長 10 in (25 cm)
テンプレートを表示
儀仗用の仕上げ加工が施されたM1銃剣を鞘に収める米海兵隊員

M1銃剣(M1 Bayonet)は、アメリカにてM1ガーランド小銃向けに開発された銃剣である。刃渡りは10インチ(25.4cm)で、握りは4インチ(10.1cm)である。

概要

1943年以前、全てのM1ガーランド小銃およびM1903小銃ではM1905銃剣およびM1942銃剣を使用していた。

1943年、アメリカ陸軍は、より短い銃剣の有用性を認め、多くのM1905ないしM1942銃剣は回収され、10インチ以下に切り詰めるなどの対処が執られた。その後、新たに設計された10インチ銃剣にはM1銃剣の名称が与えられた。

M1銃剣は、欧州戦線で広く用いられた。ドイツ国防軍Kar98k小銃用に用いたS84/98 III銃剣は、より短い934インチ(24.765cm)であった。しかし、一方の太平洋戦線では、日本軍が標準的に使用した三十年式銃剣は15.75インチ(40cm)と長大であったため、これと渡り合うべく刃渡りの長いM1905銃剣のほうが広く使用されたとされる。

参考文献

  • SNL B-8

関連項目

外部リンク


「M1 (銃剣)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「M1_(銃剣)」の関連用語

M1_(銃剣)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



M1_(銃剣)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのM1 (銃剣) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS