M15 (モニター)とは? わかりやすく解説

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M15 (モニター)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 15:16 UTC 版)

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M15
ムドロス港(リムノス島)におけるM15、1916年
基本情報
建造所 William Gray,Hartlepool.
運用者  イギリス海軍
艦種 モニター艦
級名 M15級モニター
艦歴
起工 1915年3月1日
進水 1915年4月28日
最期 1917年11月11日戦没
要目
排水量 540トン
全長 177 ft 3 in (54.03 m)
最大幅 31 ft (9.4 m)
吃水 6 ft 9 in (2.06 m)
機関 三段膨張式蒸気機関
推進 2軸
出力 800hp
速力 11 ノット
乗員 69人
兵装

1 × BL 9.2 inch Mk X gun
1 × QF 12ポンド 12cwt艦砲

1 × 6 pdr (57mm) QF MK 1 AA gun
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M15英語: HMS M15)はイギリス海軍の艦艇。M15級モニターの1隻。

設計

沿岸砲撃用として計画された艦である。M15の主砲は 9.2インチ(約23.4cm)Mk X単装砲で、これはドレイク級装甲巡洋艦およびクレッシー級装甲巡洋艦のためにストックされていた物を流用したものである。これに加え、12ポンド砲1門と6ポンド対空砲1門を装備していた。出力800馬力の三段膨張式蒸気機関により、最高速度11ノットを発揮した。士官と兵卒合わせて69人が乗り組んだ。

建造

M15は戦時緊急造船計画の一部として1915年3月に発注され、ハートルプールのウィリアム・グレイ造船所で同月に起工、同年4月28日に進水、同年6月に竣工した。

戦歴

M15は1915年7月にマルタに曳航され、主砲を受領した。そこからムドロス(リムノス島にある港)へ進出し、以降はスエズ運河防衛に携わった。第三次ガザの戦いガザ沿岸を砲撃した後の1917年11月11日、Deir el Belahに停泊中のところをドイツ潜水艦UC38の攻撃を受け、同日17時15分にM15は左舷に魚雷を受け、3分で沈没した。26人が戦死した。




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