M理論との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 14:46 UTC 版)
M理論の低エネルギー有効理論である11次元超重力理論には、3階反対称テンソル C μ ν ρ {\displaystyle C_{\mu \nu \rho }} が存在する。M理論の基本的自由度を考えられている2次元のメンブレーン(M2ブレーンと呼ぶこともある)は、この C μ ν ρ {\displaystyle C_{\mu \nu \rho }} の電荷を持っている。超弦理論における B μ ν {\displaystyle B_{\mu \nu }} と同様に C μ ν ρ {\displaystyle C_{\mu \nu \rho }} の磁荷を持つ物体を考えることができる。これはM5ブレーンと呼ばれる。M理論を1次元だけコンパクト化すると、タイプIIA超弦理論が得られるが、コンパクト化した次元にM5ブレーンが巻き付いていないものが、タイプIIA超弦理論におけるNS5ブレーンとなる(巻き付いたものはD4ブレーンとなる)。
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