Lexの正規表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 16:04 UTC 版)
通常の正規表現の特殊文字にくわえ、「"」 「/」 「%」 「(」 「)」 「+」 「/」 「<」 「>」 「?」 「{」 「|」 「}」 も特殊文字である 行頭の「%」は、上述のように領域を区切ったり、Lex特有の指示をあたえるために使う 文字クラス、否定文字クラスの内側で「\」が特殊文字になる 陽に指定したときを除いて、否定文字クラスは、改行にも照合する 「"」で引用できる。引用の終了も「"」 「パターン{最少,最多}」や「パターン{回数}」でパターンの繰返し回数を指定できる (Grepの拡張正規表現と同じ) 「+」は「{1,}」の、「?」は「{,1}」の、それぞれの省略形である (Grepの拡張正規表現と同じ) 「|」で択一できる。「(」と「)」で範囲を広げて指定できる (Grepの拡張正規表現と同じ) 「\b」「\f」「\n」「\r」「\t」「\v」「\8進数」は、Cの文字定数の定義と同じ 「<開始条件>正規表現」で、指定の名前の開始条件にあるときの正規表現だけに照合できる。開始条件は、コンマで区切って複数指定できる 「r/s」は、正規表現「s」の後続する正規表現「r」を表わす。アクションで参照できるのが「r」のみになるところが、重要である 「{名前}」で、定義領域で定義した名前のマクロに展開される
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