L-2_(潜水艦)とは? わかりやすく解説

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L-2 (潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/15 22:29 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1914年3月19日
進水 1915年2月11日
就役 1916年9月29日
退役 1923年5月4日
その後 1933年11月28日にスクラップとして売却
除籍
性能諸元
排水量 水上:450トン、水中:548トン
全長 167 ft 5 in (51.0 m)
全幅 17 ft 5 in (5.3 m)
吃水 13 ft 7 in (4.1 m)
機関 ディーゼル・エレクトリック
最大速 水上:14ノット (26 km/h; 16 mph)
水中:10.5ノット (19.4km/h; 12.1mph)
乗員 士官、兵員28名
兵装 18インチ魚雷発射管4門、23口径3インチ砲1門

L-2 (USS L-2, SS-41) は、アメリカ海軍潜水艦L級潜水艦の2番艦。

艦歴

L-2 は1914年3月19日にマサチューセッツ州クインシーフォアリバー造船所で起工する。1915年2月11日にラッセル・グレーによって進水し、1916年9月29日に艦長オーガスティン・H・グレー中尉の指揮下就役する。

大西洋岸添いの訓練後、L-2 は水中戦実験のためフロリダ州キーウェストに到着した。南方海域で1917年3月まで作戦活動に従事した後、L-2 は第一次世界大戦に参加する準備を始めた。

1917年11月27日にコネチカット州ニューロンドンを出航し、L-2 はアゾレス諸島を経由して1918年1月27日にアイルランドクイーンズタウンに到着した。バントリー湾を拠点として L-2 はイギリス諸島の周りを哨戒し、戦隊の僚艦と共にその行動範囲は北大西洋まで及び、連合軍部隊に補給を行う船団をUボートの攻撃から護衛した。5月26日と7月10日に敵潜水艦に対して攻撃を行っている。

戦後 L-2 は1919年1月3日にポートランド島を出航し帰国の途に就いた。2月初めにペンシルベニア州フィラデルフィアに到着し、1922年まで大西洋岸沿いに魚雷と水中探知技術の実験を行った。L-2 は1922年5月1日にニューロンドンで限定就役状態に置かれ、1923年5月4日にバージニア州ハンプトン・ローズで退役した。ロンドン海軍軍縮条約に従って船体は廃棄され、鋼材は1933年11月28日に売却された。

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