Kiva自身の運営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/26 00:13 UTC 版)
上述したようにKiva自身は、借り手から利子をもらうわけでもなく、マージンをとっているわけでもない。Kiva自身は個人からの寄付と著名な企業からの寄付によって成り立っている。しかし例えばKivaを通じて個人で融資を行う際、Kivaのシステム上寄付を求められるが、その額はデフォルトで融資額の15%であり、毎月一定額の融資を行うサブスクリプションや、返済が1年から1年半で行なわれている実情を考えれば、実質年率に近い。日本に住む一般的なサラリーマンが融資をする場合に15%の寄付を上乗せするとすれば、インフレ率を考えればMFIの年利より実質的に高い手数料を寄付という形で得ていることになる。これは融資を受ける側の利息を、貸す側が負担していることになり、最終的な借り手との間に、二重に利息が発生しているとみることができる。
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