KEIRINグランプリ'93とは? わかりやすく解説

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KEIRINグランプリ'93

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/10 01:26 UTC 版)

KEIRINグランプリ'93(けいりんぐらんぷりきゅうじゅうさん)は1993年12月30日立川競輪場で開催されたKEIRINグランプリである。優勝賞金3560万円[1]

出場選手

車番 選手 登録地
1 神山雄一郎 栃木
2 吉岡稔真 福岡
3 鈴木誠 千葉
4 海田和裕 三重
5 俵信之 北海道
6 松本整 京都
7 滝澤正光 千葉
8 高木隆弘 神奈川
9 井上茂徳 佐賀

競走内容

前年度優勝、一年中安定した強さを見せつけ競輪祭で優勝した吉岡稔真と、地元開催のオールスター競輪で悲願のGI初優勝を飾った神山雄一郎との対決が大きな注目を集めた。また高木隆弘海田和裕といった若手選手がGI優勝により初出場を果たしたほか、俵信之がこの年すべてのGIの決勝戦に進出する安定した成績を残し出場を決めた。

レースは高木-鈴木-滝澤、神山-俵、海田-松本、吉岡-井上の四分戦。打鐘後、海田-松本が先頭に立ち、その後ろは南関ラインが崩れ、高木-滝澤の並びとなる。最終ホームで吉岡-井上のラインが一気にカマし、最終バックで吉岡が先頭に立つ。2センターでは吉岡-井上-松本-(内)海田・(外)高木-滝澤の並びとなった後、最終4コーナーで高木が仕掛け、その勢いに乗った滝澤が吉岡と高木の中を割り、ゴール寸前で捉えて優勝した。

競走結果

着順 選手 決まり手
1 滝澤正光 差 
2 吉岡稔真
3 高木隆弘
4 井上茂徳
5 神山雄一郎
6 松本整
7 鈴木誠
8 俵信之
9 海田和裕

配当金額

枠単 5-2 5380円

エピソード

  • 売上は約82億6129万円[2]
  • 滝澤はゴール後、激しくガッツポーズを行ったが、2着の吉岡との着差は微差であり、写真判定に時間を要した。
  • 優勝インタビューで滝澤が号泣。「ありがとうございましたぁぁっっ!!」と絶叫し、上半身裸になってウイニングランを行った。なお、滝澤にとって最後の特別競輪制覇となった。
  • 当時、地上波の中継番組では福井豊治が実況を担当することが多かったが、福井が担当した最後のKEIRINグランプリとなった。(翌1994年没)

脚注

関連項目

外部リンク

立川競輪WebサイトのKEIRINグランプリ優勝者一覧(立川競輪場で開催されたレースのみ、過去のKEIRINグランプリの動画が配信されている。)




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