Kの表記について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:57 UTC 版)
スコアブック上で三振をKと表記する理由は諸説あり、今も明確にはなっていない。 「struck」の末尾の「K」を採ったとする説スポーツライターのヘンリー・チャドウィックによって考案された。頭文字の「S」をそのまま表記してしまうと、「Sacrifice(犠打)」と重複するためだとされる。 「Knockout」のKを採ったとする説現在はこれが最も有力である。「Strike out」の頭文字の「S」や「SO」をそのまま表記してしまうと、「Sacrifice(犠打)」や「Steal(盗塁)」、「StealOut(盗塁刺)」と重複するためだと言われる。 「kill(ed)」のKを採ったとする説日本語で「一死」などと言うように、「アウト」は「死」を意味する。つまり、「三振する」→「打者は死ぬ」→「投手は打者を殺した (killed)」 「単なる偶然」説ルールブック編集者がアウトにする方法を適当に箇条書きした上で、アルファベットを一文字ずつ振っていき、その結果、偶然にも三振のところに「K」が振られたとする。ただし、公認野球規則において三振になった打者がアウトになることを規定しているのは、同規則6.05のうち(b)(c)(j)である。
※この「Kの表記について」の解説は、「三振」の解説の一部です。
「Kの表記について」を含む「三振」の記事については、「三振」の概要を参照ください。
- Kの表記についてのページへのリンク