JavaScriptへのコンパイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 02:47 UTC 版)
「Dart」の記事における「JavaScriptへのコンパイル」の解説
Dart SDKにはDartからJavaScriptへ変換するコンパイラが含まれる。開発中には、dartdevcが高速なリフレッシュサイクルをサポートする。最終バージョンのアプリでは、dart2jsがデプロイ可能なJavaScriptを生成する。 最初のコンパイラはDartコードからJavaScriptを生成するdartcだったが、廃止された。2番目のDartからJavaScriptへのコンパイラはFrogだった。FrogはDartで書かれていたが、言語の完全なセマンティクスは実装されなかった。3番目のDartからJavaScriptへのコンパイラはdart2jsだった。以前のコンパイラの進化形であるdart2jsはDartで記述されており、完全なDart言語仕様とセマンティクスを実装することを目的としている。 2013年3月28日、Dartチームは、dart2jsコンパイラを使用してJavaScriptにコンパイルされたDartコードに対応する更新をブログに投稿した。DeltaBlueベンチマーク用のChromeのV8 JavaScriptエンジンで、手書きのJavaScriptよりも高速に実行されるようになったと述べている。
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