JIS X 0208における外字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 05:00 UTC 版)
「外字」の記事における「JIS X 0208における外字」の解説
1979年にJIS X 0208に含まれない文字を使用するために、未定義領域と呼ばれるエリアに独自の文字を作成する手段がとられていた。 メーカなどがシステムにあらかじめ組み込んでいた外字をシステム外字やベンダ定義文字と呼び、個々のユーザが作成した外字はユーザ外字やユーザ定義文字と呼ぶ。 ワードプロセッサなどでも、外字の作成が可能な製品も多数存在した。Microsoft Windowsの場合は、標準で附属する外字エディタというアプリケーションでユーザ外字が作成可能である。 一般にはShift_JISにおける0xF000〜0xFFFCの領域がユーザ外字領域として広く用いられてきた。 このユーザ外字領域にあらかじめ各種の文字を入れておいたフォントなどもあり、外字領域の文字しか含まれないフォントのことを外字フォントと呼ぶ。 JIS X 0208の1997年における改訂でこの未定義領域に外字を入れることが原則禁止された。
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