Instrument landing systemとは? わかりやすく解説

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アイ‐エル‐エス【ILS】

読み方:あいえるえす

《instrument landing system》⇒計器着陸装置


【計器着陸装置】(けいきちゃくりくそうち)

Instrument Landing System(ILS).
着陸進入中の航空機対し指向性電波発射して着陸コース指示する装置

ICAOによって精度カテゴリー指定されており、CAT ICAT IICAT IIIの順に外視界頼らない着陸ができる条件高まっていく。

現在設定されている最高精度は、「外視界ゼロでも着陸地上滑走が可能」なCAT III-Cである。
この精度ILSは、主に濃霧発生しやすい飛行場空港設置されていることが多い。

関連:ローカライザー グライドスロープ 計器飛行方式


計器着陸装置

(Instrument landing system から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/13 15:51 UTC 版)

計器着陸装置(けいきちゃくりくそうち、英語: instrument landing systemILS)とは、着陸進入する航空機に対して、空港飛行場付近の地上施設から指向性誘導電波を発射し、視界不良時にも安全に滑走路上まで誘導する計器進入システム[1]


  1. ^ a b “航空実用辞典”. 日本航空. http://www.jal.co.jp/jiten/dict/p338.html#05-04 2011年11月13日閲覧。 
  2. ^ Horizontal Situation Indicator、水平姿勢指示計。グライドパスはやや上方、ローカライザはやや右寄りを表している表示。つまり指示よりも低く左寄りを飛行している。
  3. ^ ILSの概要”. 国土交通省. 20190922閲覧。
  4. ^ 計器着陸装置 (ILS) のカテゴリー (CAT) IIIB化について (PDF) (Centrair Group News)
  5. ^ 2012年7月よりCAT-3b供用開始
  6. ^ 2009年6月4日よりカテゴリーIIIbの運用を開始したが、2015年4月のアシアナ機の事故による地上機器破損により暫定的にCAT-Iでの運用となり、2015年9月15日に「CAT-IIIa」が、続けて2015年9月19日から「CAT-IIIb」の運用が再開された。
  7. ^ 2011年11月17日 - 2012年9月19日はCAT IIIa、2012年9月20日よりCAT IIIb運用開始
  8. ^ 2010年2月25日にはCAT IIIのILSが必要になる濃さの霧が発生した。2015年8月20日よりCAT IIIa、2016年1月7日よりCAT IIIbへ格上げ。
  9. ^ D滑走路への進入経路の変更について (PDF)
  10. ^ 羽田空港 LDA装置 (PDF)




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