IRAS彗星 (126P)とは? わかりやすく解説

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IRAS彗星 (126P)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 09:40 UTC 版)

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IRAS彗星
126P/IRAS
分類 彗星
軌道の種類 周期彗星
木星族彗星
軌道要素と性質
元期:TDB 2455599.5 (2011年2月7.0日)
軌道長半径 (a) 5.6432239 AU
近日点距離 (q) 1.7137154 AU
遠日点距離 (Q) 9.5727324 AU
離心率 (e) 0.69632335
公転周期 (P) 4896.5405 日
(13.41 年)
平均軌道速度 0.735212952 度/日
軌道傾斜角 (i) 045.831376 度
近日点引数 (ω) 356.729446 度
昇交点黄経 (Ω) 357.762206 度
平均近点角 (M) 025.685868 度
前回近日点通過 JED 2455250.1336
(2010年2月22日)
次回近日点通過 JED 2460146.6741
(2023年7月21日)
物理的性質
直径 3.2 km
絶対等級 (H) 8.8 ± 0.7
の絶対等級 14.4 ± 0.8
発見
発見日 1983年6月28日
発見者 IRAS
他のカタログでの名称
126P
1983 M1
1983 XIV
1983j
1996 P1
EK065D25
Template (ノート 解説) ■Project

IRAS彗星 (126P/IRAS) とは、赤外線天文衛星IRASが発見した周期彗星である。

IRASは周期彗星を2個発見しており、もうひとつはハートレー・IRAS彗星 (161P/Hartley-IRAS) である。IRASの名が単独でつく彗星のうち、回帰が確認されている彗星はこの126Pのみである。

木星族彗星であるが、近日点距離は火星軌道の外側で、遠日点距離は土星軌道にほぼ接している。軌道傾斜角は45度も傾いているが、遠日点で土星軌道に近づくので、土星とかなり接近することがある。1950年12月7日には、土星からたった785万km(0.05248AU)という近い距離を通過した。IRAS彗星はこの軌道を13.41年かけて公転している。

IRAS彗星の絶対等級は8.8等級であり、の直径は3.2kmと推定されている。

関連項目

出典


前の彗星:
スペースウォッチ彗星 (125P)
周期彗星
IRAS彗星 (126P)
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ホルト・オルムステッド彗星



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