H-Invitational_Databaseとは? わかりやすく解説

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H-Invitational Database

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/09 06:12 UTC 版)

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H-Invitational Database(エイチインビテーショナル・データベース)は、ヒトmRNA配列の情報注釈データベースである。

概要

産業技術総合研究所が開発・管理するヒトmRNAの情報注釈データベース。http://www.h-invitational.jp/[1] からオンライン公開されており、営利企業大学研究所問わず誰でも無償で利用できる。通称「H-InvDB(エイチインブ・ディービィー)」。同研究所のバイオメディシナル情報解析センター分子システム情報統合チーム[2]が開発・管理している。また、国立遺伝学研究所ミラーサイトがある。ヒト完全長cDNA情報注釈の国際共同研究プロジェクト「H-Invitational」の成果を公開する目的で構築された。

最初の公開は2004年4月。その後、後継プロジェクトにより対象をヒトmRNA全件に拡張した。

2008年12月18日に最新版のリリース6.0が公開され、ヒト転写産物219,765件, ヒト遺伝子座43,161件についての情報注釈を提供している。

注釈情報のページ (日本語版Quick guideから抜粋 [3])

1.Transcript view(転写産物アノテーションデータ表示画面)

Transcript view(旧:cDNA viewまたはmRNA view)では、各HIT (H-Invitational transcript) に対する遺伝子機能、CDS予測、機能性モチーフ予測、ジーンオントロジー(GO)、細胞内局在予測・立体構造予測等のアノテーションデータを表示している。

2.Locus view(遺伝子座アノテーションデータ表示画面)

Locus viewでは、各HIX (H-Invitational cluster) に対するゲノム上位置、遺伝子構造、スプライシング変異体、遺伝子発現プロファイル、疾患との関連等のアノテーションデータを表示している。

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