グンナー・グレンとは? わかりやすく解説

グンナー・グレン

(Gunnar Gren から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/16 19:21 UTC 版)

グンナー・グレン
1958年のグレン
名前
愛称 プロフェッサー(教授)[1][2]
ラテン文字 Gunnar Gren
基本情報
国籍  スウェーデン
生年月日 1920年10月31日
出身地 ヨーテボリ
没年月日 (1991-11-10) 1991年11月10日(71歳没)
選手情報
ポジション FW
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1937-1940 ゴルダBK 54 (16)
1941-1949 IFKヨーテボリ 168 (79)
1949-1953 ACミラン 133 (38)
1953-1955 フィオレンティーナ 55 (5)
1955-1956 ジェノアCFC 29 (2)
1956-1957 オーグリュテIS 4 (0)
1963-1964 GAIS 22 (2)
1976 IKオッデヴォルド 1 (0)
代表歴
1940-1958[3] スウェーデン 57 (32)
監督歴
1959 オーグリュテIS
1960 IFKヨーテボリ
1961 ユヴェントス
1964 GAIS
1968-1969 GAIS
獲得メダル
男子 サッカー
オリンピック
1948 ロンドン サッカー
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

グンナー・グレンGunnar Gren, 1920年10月31日 - 1991年11月10日)は、スウェーデン出身のサッカー選手サッカー指導者。ポジションはフォワード(インサイドフォワード[1][2][4][5]

経歴

ゴルダBKで選手キャリアをスタートさせると、1941年にIFKヨーテボリへ移籍。1949年にイタリアのACミランへ移籍、ここでスウェーデン代表の同僚であるグンナー・ノルダールニルス・リードホルムと共に「グレ・ノ・リ」トリオ (Gre-No-Li) として活躍し、1951年にはスクデット獲得に貢献した。その後、フィオレンティーナジェノアCFCで7シーズンに渡ってイタリアで過ごした後、晩年は故国のスウェーデンに戻り、39歳までプレーを続けた。

スウェーデン代表としては1940年8月29日のフィンランド戦で代表デビューを飾り、1948年のロンドンオリンピック金メダル獲得に貢献。グレン自身も決勝のユーゴスラビア戦での2得点を含む3得点を挙げた。

ワールドカップには1958年のFIFAワールドカップ・スウェーデン大会が唯一の参加となった。この時、既に37歳となっていたが、中心選手として牽引し同国の準優勝に貢献した。その後、同年10月26日のデンマーク戦を最後に代表を引退。国際Aマッチ通算57試合出場32得点を記録した[3]

現役引退後は指導者の道へ進み、古巣のIFKヨーテボリを始め、スウェーデン国内のクラブなどで監督を務めた。

1991年11月10日に71歳の誕生日を迎えた10日後に死去、71歳没。

タイトル

脚注

  1. ^ a b キア・ラドネッジ 編、野間けい子 訳 『サッカー大百科 プレーヤー&クラブ編』ソニー・マガジンズ、1994年、37頁。ISBN 4-7897-0923-X 
  2. ^ a b ブライアン・グランヴィル 著、田村修一、土屋晃、田邊雅之 訳 『決定版ワールドカップ全史』賀川浩監修、草思社、1998年、92頁。 ISBN 4-7942-0818-9 
  3. ^ a b “Gunnar Gren - Goals in International Matches” (英語). The Rec.Sport.Soccer Statistics Foundation. http://www.rsssf.com/miscellaneous/gren-intlg.html 
  4. ^ Gre-No-Li: Sweden’s trinity of greats echo down the years”. WorldSoccer.com (2012年12月1日). 2022年11月16日閲覧。
  5. ^ Nils Liedholm”. The Guardian.com (2007年11月5日). 2022年11月16日閲覧。

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