フォスカーネット

ホスカビル

ホスカルネット
【概要】 サイトメガロウイルスの治療薬の一般名。Trisodium phosphonoformate, PFA, 商品名は「点滴静注用ホスカビル」。発売はアストラジャパン社。
【用法】 初回は60mg/Kgを1時間以上かけて点滴。1日3回、2~3週間。維持療法は90~120mg/Kgを毎日点滴。腎障害が起こりやすいので十分な生理的食塩水を使って尿量を確保する。
【効果】 臨床効果はガンシクロビルと同等である。耐性化した単純ヘルペス、水痘帯状ヘルペスにも効く。
【副作用】 腎臓障害が有名で、水分摂取を十分にすること、頻繁に血液のクレアチニンや電解質の測定をして量を調節する必要がある。他に貧血、神経障害、嘔吐など。
【禁忌】 クレアチニンクリアランスが0.4mL/min/Kg未満の腎障害。ペンタミジンとの併用は副作用を増やす。
【URL】http://www.hrd.gr.jp/common/medicine/19hosukabiru/base.html
《参照》 サイトメガロウイルス、 ガンシクロビル、 クレアチニン、 ペンタミジン

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