Flameウィルス
別名:Flameウイルス
【英】Flame virus
Flameウィルスとは、2012年5月に存在が確認された、標的型攻撃を行うマルウェアの通称である。
Flameウィルスは、イランをはじめとする中東の各地域で集中的に見つかっている。セキュリティベンダーのカスペルスキーは、Flameウィルスを、これまでに発見されたマルウェアの中でも最も複雑・高度なマルウェアであるとしている。プログラム自体のサイズも通常の十数倍以上あるという。
Flameウィルスが中東地域のコンピュータシステムに侵入したのは、数年前、少なくとも2010より以前に遡るという。それが国家主導のサイバー攻撃であった可能性もあると指摘されている。
なお、イランは2010年にも標的型攻撃「Stuxnet」により、原子力施設の制御システムが稼動不能になるという被害を受けている。
参照リンク
Flame virus most powerful espionage tool ever, UN warns - (Thhe Telegraph。英語)
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