EVRC
別名:可変速度符号化,可変速符号化
EVRCとは、第3世代携帯電話(CDMA2000)で採用されている音声符号化方式である。
EVRCは可変ビットレートの方式であり、入力された音声の種類によって通話中のビットレートが1.2~9.6kbpsの間で随時変化する点を大きな特徴としている。話していない(音声の入力の少ない)通話のビットレートを抑えて伝送することで周波数利用効率を高めている。
また、雑音抑制(ノイズサプレッション)が規格に組み込まれており、よりクリアな音声通話を実現する。
EVRCの拡張規格としては、「EVRC-B」および「EVRC-WB」といった規格がある。
なお、au(KDDI)は2011年2月以降、EVRCからEVRC-Bへの順次移行を行っている。
参照リンク
au携帯電話における通話品質の向上について - (KDDI株式会社プレスリリース 2011年2月24日)
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