Em501M形、Ema502M形(Ем501М、Ема502М)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 03:46 UTC 版)
「地下鉄Em形電車」の記事における「Em501M形、Ema502M形(Ем501М、Ема502М)」の解説
延命を目的にEm501形・Ema502形へ更新工事を施した形式。中間車のEm501形に設置されていた運転台が撤去され立席スペースが追加された他、座席や通気口など内装も当時製造されていた新型車両に併せたものに改造され防火対策も強化された。また前照灯・尾灯や乗降扉の開閉装置の変更など各部の更新が実施された。 2001年から2003年までに30両が改造されサンクトペテルブルク地下鉄5号線に導入されたが、新型車両導入に伴い2015年以降は1号線に転属した。その際、1号線で用いられる自動運転システム"KSAUP-M"(КСАУП-М)に対応した設備を搭載するのが困難であった事からEm502M形についても中間車として運用される事となった。だが以降も新型車両導入による置き換えが進んだ結果、Em501形1両(3931)を除き2017年までに全車両とも廃車となった。
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