Elektronika MK-61
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/21 14:35 UTC 版)
Elektronika MK-61 (ロシア語: Электроника МК-61) は、1983年から1994年までの間にソ連で製造されたRPNプログラム電卓である。[1][2] 当初の販売価格は85ルーブルであった。[3]
- ^ РУКОВОДСТВО ПО ЭКСПЛУАТАЦИИ МК 61 МИКРОКАЛЬКУЛЯТОР (ロシア語マニュアル 21ページ簡約版) Электроника, 1993年 - ロシア語マニュアルの写真の右側
- ^ РУКОВОДСТВО ПО ЭКСПЛУАТАЦИИ МК 61 МИКРОКАЛЬКУЛЯТОР (ロシア語マニュアル 174ページ詳細版 889-30000) Электроника - ロシア語マニュアルの写真の左側
- ^ ギャラリーにある裏面の写真を参照。写真の電卓は1993年1月製造のものであるが、「ЦЕНА 85РУБ」 (価格 85ルーブル) と記載がある。この記載は後から印刷や刻印をしたものではなく、製造時に最初から成形されている。
- ^ a b c 簡約版 P2
- ^ a b c d 簡約版 P1
- ^ 詳細版 P89-P95
- ^ 簡約版 P4
- ^ 詳細版 P61-P74
- ^ 詳細版 P63-P65
- ^ a b 詳細版 P74-P80
- ^ 詳細版 P80-P82
- ^ 詳細版 P110-P111
- ^ 詳細版 P111-P112
- ^ 詳細版 P139-P142
- ^ 詳細版 P113-P114
- ^ 詳細版 P114
- ^ a b 詳細版 P107-P109
- ^ 詳細版 P109
- ^ 詳細版 P105-P106
- ^ 詳細版 P103
- ^ a b c 16進数字の「a」,「b」,「c」,「d」,「e」,「f」の代替表示は「-」,「L」,「[」,「Г」,「E」,(無点灯)となっている
- ^ a b c d 詳細版 P84
- ^ 詳細版 P114-P136
- ^ 簡約版 P3
- ^ 簡約版 P9
- ^ 詳細版 P114-P119
- ^ 後述の「間接指定のプログラム例」を見ると「デクリメント後アドレス評価」と考えられるが、階乗の「プログラム例」を見ると「アドレス評価後デクリメント」と考えられる。難しい電卓である。
- ^ 「アドレス評価後デクリメント」動作をする ― という記述がある文献も存在する。“Elektronika MK-61 User Guide”. Vintage Electronic Calculator Manuals. 2021年4月23日閲覧。
- ^ 詳細版 P116
- ^ 詳細版 P117
- ^ 詳細版 P52
- ^ 詳細版 P51-P52
- ^ 対数機能と冪乗機能を1つのキーで共用している機種ではRPN電卓でなくとも冪乗機能を「xy」としている場合がある。このような機種(例えば、CASIO fx-20)では、まず X の置数後「ln/xy」を押すと、 lnX の計算が行われ結果を表示する(これで、 lnX の機能は完了)。この後 Y を置数し「=」を押すと lnX の計算結果に Y を乗じ、その結果に対し指数関数を計算し表示する。即ち、 XY=eln(XY)=e(lnX)×Y である。
- ^ RG0の値が RG0<1 の場合は、動作は不定となる。実際は特定の値には特定の動作が対応するのであるが、そのアルゴリズムが不明であるため、不定な動作に見える。
- ^ 入力「6」の出力「720」が表示されるまで6秒ほど、入力「69」の出力「1.7112245 98」が表示されるまで65秒ほどかかった。
- ^ 左のMK-61は1993年1月製造機で、右のMK-61は1993年12月製造機である。キートップの文字などに若干の違いが見られる。
- ^ 左のMK-61はアドレス04の入力プロンプト状態となっていて、アドレス03、02、01の命令コードが「01」、「02」、「03」と表示されている。右のMK-61も同様にアドレス08の入力プロンプト状態となっていて、アドレス07、06、05の命令コードが「05」、「06」、「07」と表示されている。
- ^ 詳細版(左)と簡約版(右)とで同じ表紙を使用している。
- 1 Elektronika MK-61とは
- 2 Elektronika MK-61の概要
- 3 プログラム例
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