エジプト第8王朝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 04:01 UTC 版)
エジプト第8王朝(エジプトだい8おうちょう、紀元前22世紀頃?)はエジプト古王国、もしくはエジプト第1中間期時代の古代エジプト王朝[注釈 1]。その具体像は明らかになっていない。
注釈
- ^ 古王国の王朝は概ね第3王朝~第6王朝、または第3王朝~第8王朝のどちらかの分類が採用されている。前者の例としてフィネガン 1983、後者の例としてスペンサー 2009。
- ^ 古代エジプト語:ネンネス
- ^ 古代エジプト語:ネウト紀元前3世紀のエジプトの歴史家マネトの記録ではディオスポリスマグナと呼ばれている。これはゼウスの大都市の意であり、この都市がネウト・アメン(アメンの都市)と呼ばれたことに対応したものである。この都市は古くはヌエと呼ばれ、旧約聖書ではノと呼ばれている。ヌエとは大都市の意である。新王国時代にはワス、ワセト、ウェセ(権杖)とも呼ばれた。
- ^ 第10王朝は第9王朝の後にヘラクレオポリスに興った王朝であり、第11王朝は第9王朝よりやや遅れてテーベに興った王朝である。したがってこれらは同じ時代に同時に存在しており、番号どおりの順で支配権が交代したわけではない。
出典
- ^ 屋形ら 1998, p.421
- ^ フィネガン 1983, p.260
- 1 エジプト第8王朝とは
- 2 エジプト第8王朝の概要
- 3 脚注
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