ディアドラ (競走馬)
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ディアドラ(欧字名:Deirdre、2014年4月4日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2017年の秋華賞、2019年のナッソーステークス。
ディアドラの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | デインヒル系 | [§ 2] | ||
父 *ハービンジャー Harbinger 2006 鹿毛 | 父の父 Dansili1996 黒鹿毛 | *デインヒル | Danzig | |
Razyana | ||||
Hasili | Kahyasi | |||
Kerali | ||||
父の母 Penang Pearl1996 鹿毛 | Bering | Arctic Tern | ||
Beaune | ||||
Guapa | Shareef Dancer | |||
Sauceboat | ||||
母 ライツェント 2007 青鹿毛 | スペシャルウィーク 1995 黒鹿毛 | *サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
キャンペンガール | マルゼンスキー | |||
レディーシラオキ | ||||
母の母 *ソニンクSoninke 1996 黒鹿毛 | Machiavellian | Mr. Prospector | ||
Coup de Folie | ||||
Sonic Lady | Nureyev | |||
Stumped | ||||
母系(F-No.) | Perion Mare系(FN:B3) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer 5×5×5=9.38%、Halo 4×5=9.38% | [§ 4] | ||
出典 |
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注釈
- ^ 現役時代にはこのレースと同じくアスコット競馬場で開催されるキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスで11馬身差の圧勝を飾っており、その仔である本馬も注目を集めていた。ハービンジャーを管理していたマイケル・スタウト調教師は「ハービンジャーの仔と戦うのは楽しみ」とコメントしている[69]。
- ^ JRAによるkg換算値。実際の負担重量9ストーン7ポンド=133ポンドは約60.3kg、3歳馬の負担重量125ポンドは約56.7kg[76]。
- ^ 直線に入ってから仮柵が無くなり、内にスペースが出来るコース形態。馬群がばらけて後方の馬の進路が開き、全馬が実力を発揮しやすくなるとされる[82][83]。
- ^ 後に115ポンドに下方修正[90]。
- ^ 橋田調教師はこの選択の理由として、QE2世Cから4戦連続となる2000m級のレースであることと、レパーズタウン競馬場の起伏の少なさを挙げている[104]。
- ^ 奇しくも本馬は前年にアイルランドトロフィー府中牝馬ステークスに優勝しており、その際アイルランド大使から「ぜひアイルランドに来て」と言われたという。森田和豊オーナー代理は「社交辞令だと思ってましたが、本当に走ることになるとは…。縁がありましたね」と語っている[10]。
- ^ あくまで「変更理由の一つ」であり、同国の伝統競技であるゲーリックフットボールの開催と時刻が重なることが主な変更理由とされている。
- ^ この発走時間繰り上げにより、同日に行われる英セントレジャーと本競走の連続騎乗が不可能になるという事態も発生した。マジカルに騎乗するライアン・ムーア騎手はセントレジャーでサードラゴネットにも騎乗する予定だったが、両馬を管理するエイダン・オブライエン調教師の判断によりドナカ・オブライエン騎手がサードラゴネットに騎乗することとなった[109](なお、同馬は2番人気に支持されたもののロジシャンの4着という結果に終わっている[110])。
- ^ 競馬場公式アカウントはナッソーステークス優勝後から出走を期待するツイートを投稿している[112][113]。
- ^ マイルG1競走5勝の名牝アトラクションを母に持ち[116]、本馬とも遠戚に当たる(アトラクションの4代母と本馬の6代母が共にLucasland)。
- ^ キセキはフランスに滞在しフォワ賞を叩いての出走であった[121] が、フィエールマンとブラストワンピースはイギリスに移動し[122] 本馬と同じ国際厩舎で調整をした後の出走となった[123]。
- ^ Twitter上にはイギリス・ニューマーケットでの最後の調整の様子が投稿されている[136]。
- ^ Twitter上にはニューマーケットでの最終追い切り動画[169]、サウジアラビア到着後の様子[170]、キングアブドゥルアジーズ競馬場での追い切り動画[171] が投稿されている。
- ^ 最終的にタタソールズゴールドカップのレース開催は7月末に延期された[185]。
- ^ 最終的にガネー賞はシャンティイ競馬場での代替開催となった[72]。
- ^ Twitter上には日本のファンに向けたメッセージ動画が投稿されている[222]。
- ^ 同厩舎が使用していたゲイン社の飼料から禁止薬物が検出されたため、同じ飼料を使用していた息子のジョセフ・オブライエン厩舎、ドナカ・オブライエン厩舎の管理馬は4日のレースで全て出走取消となっている。この中にはオペラ賞に出走予定だった前走の勝ち馬ファンシーブルーも含まれていた[229]。
- ^ しかし、2度の種付けで受胎しなかったため、交配相手がウートンバセットに変更となった。
- ^ バナナを与えるのは栄養価の高さなどを考えた橋田厩舎の方針によるもので、同じく厩舎所属馬だったサイレンススズカもバナナを好物としていた[293]。
- ^ 5か国間での8回の空輸の総移動距離が2万5000マイル、およそ4万kmで地球一周に相当する。
- ^ 同様に呼ばれた日本馬は、2005年の米G1アメリカンオークスを制した際に現地アナウンサーが“Japanese superstar Cesario!”と実況した(レース映像)シーザリオが代表例として挙げられる。
- ^ 2017年桜花賞、優駿牝馬、秋華賞、エリザベス女王杯、2018年府中牝馬ステークス、2019年クイーンエリザベス2世カップ。対戦成績は本馬の3勝3敗で、秋華賞と府中牝馬ステークスは本馬→リスグラシューのワンツーフィニッシュだった。
- ^ 同馬はクイーンエリザベス2世カップ3着の後に「覚醒」[308] と称される快進撃を見せ、帰国初戦の第60回宝塚記念を3馬身差で優勝[309] すると、再度海外遠征となったコックスプレートも勝利[310]。引退レースとなった次走の第64回有馬記念ではアーモンドアイなどを相手に5馬身差の圧勝を飾り[311]、同年のJRA賞年度代表馬に選出された。
競走成績の注釈
- ^ 所定の距離は1マイル1ハロン212ヤード[253]。メートル法に換算すると約2004メートル(小数点第1位以下を四捨五入)。国際競馬統括機関連盟(IFHA)による表記は「9.96ハロン」であり、これをメートル法に換算すると約2004メートル[254]。日本国内向けに馬券を発売した日本中央競馬会(JRA)は、これを「1990メートル」としている[255]。なお主催者側は馬場状態等を考慮して発走位置を適宜調整しており、最終的な実走距離は「1マイル2ハロン3ヤード」(約2014メートル)となった[256]。馬場状態の発表は「Soft」[253][256]。これをJRAでは「稍重」と発表した[255]。馬場状態#芝馬場参照。
- ^ 斤量は8ストーン11ポンド(=123ポンド)で[253]、メートル法に換算すると約55.8キログラム(小数点第2位を四捨五入)。これをJRAでは「55.5kg」と発表した[255]。
- ^ 所定の距離は1マイル1ハロン197ヤード[257]。メートル法に換算すると約1991メートル(小数点第1位以下を四捨五入)。国際競馬統括機関連盟(IFHA)による表記は「9.9ハロン」であり、これをメートル法に換算すると約1992メートル(小数点第1位以下を四捨五入)[258]。日本中央競馬会(JRA)はこれを「1980メートル[259]」としているが、これは1ハロンを「200メートル」として換算した結果であり本来は1ハロン=「201.168メートル」なので約1991メートルが正しい[260]。なお主催者側は馬場状態等を考慮して発走位置を適宜調整しており、最終的な実走距離は「1マイル1ハロン202ヤード」(約1995メートル)となった[261]。馬場状態の発表は「Good」[257][261]。
- ^ 斤量は9ストーン7ポンド(=133ポンド)で[257]、メートル法に換算すると約60.3キログラム(小数点第2位を四捨五入)。これをJRAでは「60kg」と発表した[259]。
- ^ 所定の距離は1マイル2ハロン[262][263]。メートル法に換算すると約2012メートル(小数点第1位以下を四捨五入)。国際競馬統括機関連盟(IFHA)による表記は「10ハロン[264]」であり、これは1マイル2ハロンに等しい。日本中央競馬会(JRA)はこれを「2000メートル」としている[265]。馬場状態の発表は「Good」[262]。
- ^ 斤量は9ストーン4ポンド(=130ポンド)で[262]、メートル法に換算すると約59.0キログラム(小数点第2位を四捨五入)。これをJRAでは「59kg」と発表した[265]。
- ^ 当初の所定の距離は9ハロン212ヤード[266]、メートル法に換算すると約2004メートル(小数点第1位以下を四捨五入)。日本中央競馬会(JRA)はこれを「1990メートル[267]」としていた。しかし当日は馬場状態の悪化を考慮して当初予定の走路が変更になり、所定のラウンドコース(周回コース)ではなくメイン走路の内側にある障害用コース(インナーフラットコース)で施行された[266][268]。これに伴い距離は1マイル2ハロンに変更となった[266][269]。これをメートル法に換算すると約2012メートル(小数点第1位以下を四捨五入)。国際競馬統括機関連盟(IFHA)による表記は「10ハロン」であり、これは1マイル2ハロンに等しい[270]。日本中央競馬会(JRA)はこれを「2000メートル[271]」としている。馬場状態の発表は「直線部分はHeavy、インナーフラットコースはSoft」[268]。JRAではこれを「重[271]」としている。
- ^ 斤量は9ストーン2ポンド(=128ポンド)で[269]、メートル法に換算すると約58.1キログラム(小数点第2位を四捨五入)。これをJRAでは「58kg」と発表した[271]。
- ^ 所定の距離は1マイル1ハロン209ヤード[272]。メートル法に換算すると約2002メートル(小数点第1位以下を四捨五入)。国際競馬統括機関連盟(IFHA)による表記は「9.95ハロン[273]」であり、これは約2002メートル。日本中央競馬会(JRA)はこれを「1990メートル」としている[274]。馬場状態の発表は「Good」[272]。
- ^ 斤量は9ストーン0ポンド(=126ポンド)で[272]、メートル法に換算すると約57.2キログラム(小数点第2位を四捨五入)。これをJRAでは「57kg」と発表した[274]。
- ^ 所定の距離は前年と同じく1マイル1ハロン197ヤード[275]。日本中央競馬会(JRA)はこれを「1980メートル[206]」とした。なお主催者側は馬場状態等を考慮して発走位置を適宜調整しており、最終的な実走距離は「1マイル1ハロン203ヤード」(約1996メートル)となった[276]。馬場状態の発表は「Good」[275][276]。
- ^ 斤量は9ストーン7ポンド(=133ポンド)で[275]、メートル法に換算すると約60.3キログラム(小数点第2位を四捨五入)。これをJRAでは「60.5kg」と発表した[206]。
- ^ 馬場状態の発表は「LOURD」[277] で、フランスの馬場状態区分の10段階中9段階目にあたる[278]。これをJRAでは「不良」と発表した。
- ^ Racing Postによる馬場状態の発表は「Good」[279]。
出典
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