ダラーラ
イタリアのコンストラクター。ランボルギーニなどで市販スポーツカーの設計に携わったジャンパオロ・ダラーラが、1980年から自らの名前でF3マシンを開発。その後、徐々にシェアを拡大し、現在では世界各国のF3選手権でほぼワンメイクに近い圧倒的なシェアを占めている。デ・トマソやスクデリーア・イタリアの依頼でF1マシンを設計したこともあるが、成績はふるわなかった(ホンダF1マシンの製作にも関与したが実戦には使用されず)。また、フォーミュラのほかにも、ランチアのストラトスやLC2、フェラーリの333SPなどさまざまなカテゴリーのマシンの開発にもかかわった。現在はF3のほか、スペインのテレフォニカ・ワールドシリーズやIRL用のフォーミュラマシン、レーシングスポーツカー(2002年のデイトナ24時間で優勝)などを製作している。
Dallara
ダラーラ
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ダラーラ・アウトモビリ S.p.A.(Dallara Automobili S.p.A.)は、イタリア・パルマ県を本拠とする自動車メーカーおよび、レーシングカーコンストラクター。1972年に設立。創業者はジャンパオロ・ダラーラ。
- ^ “Giampaolo Dallaraプロフィール”. ダラーラ・アウトモビリS.p.A. 2020年6月1日閲覧。
- ^ 他のメーカーは、2013年より"エアロパーツ開発"というかたちで参戦する。
- ^ “Dallara to supply GP3 chassis in 2010”. racecar-engineering.com. (2009年5月4日) 2009年6月13日閲覧。
- ^ JRP、2014年からの新シャシーをダラーラに決定 - オートスポーツ・2012年9月22日
- ^ “来季マシン「SF19」国内初お披露目…雨の富士でテスト開始”. レスポンス (2018年7月4日). 2021年3月12日閲覧。
- ^ ダラーラ製を採用していない稀少な例としては、女性限定のWシリーズ、各国独自規定のリージョナルF3や日本独自規定のJAF-F4などがある
- ^ “カンポス・グランプリとは”. F1-Gate.com. (2009年6月13日) 2009年6月13日閲覧。
- ^ “ヒスパニア・レーシング、ダラーラとの提携解消を正式発表”. F1-Gate.com. (2010年5月26日) 2010年5月26日閲覧。
- ^ “ハース、ダラーラと2016年F1マシンの作業を開始”. F1-Gate.com. (2015年1月23日) 2015年1月23日閲覧。
- ^ BMWとキャデラックにLMDhシャシー供給のダラーラ、完全分離の“厳戒態勢”で開発進める。さらなる受注も視野に - オートスポーツ・2021年9月28日
- ^ 【独占レポート】ダラーラが放つ”本物のリアルスーパースポーツカー”に初試乗! - モーターファン・2018年5月7日
- ^ “マニア垂涎のスーパーカー、「ダラーラ・ストラダーレ」とはどんなクルマか?”. LEON - 主婦と生活社 (2020年8月5日). 2020年11月20日閲覧。
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