DIDに類似するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 00:07 UTC 版)
「解離性同一性障害」の記事における「DIDに類似するもの」の解説
DIDに酷似しているがその診断基準を満たさないものも特定不能の解離性障害となる。治療はDIDと同じであり、どこまでを特定不能の解離性障害とし、どこからをDIDとみなすかは治療者により異なる。柴山雅俊は2012年の著書で、解離性障害のうちDIDは約30%、離人症性障害が約10%、解離性健忘・遁走は5%、残りの55%が特定不能の解離性障害に分類されるとする。DSM-IV-TRでの特定不能の解離性障害の定義の1番目にはこうある。 臨床状態がDIDに酷似しているが その疾患の基準全てを満たさないもの。 例としては、a) 2つまたはそれ以上の、はっきりと他と区別される人格状態が存在していない。または b) 重要な個人的情報に関する健忘が生じていない。
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