DE2500
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/04 09:41 UTC 版)
「西ドイツ国鉄202型ディーゼル機関車」の記事における「DE2500」の解説
1960年代後半、半導体技術の進歩をはじめとする技術革新によって、従来は一般的な鉄道車両への応用が困難と考えられていた三相交流誘導電動機を、車両の主電動機として使用するための制御技術の目処が立ちつつあった。 そこで、BBC社はこの新しい技術を試験するためのテストベッドとして、ヘンシェル社と協同で新しいDELを試作、試験することとし、まず1971年に軸配置C-C(202 002-2:6動軸)と軸配置B-B(202 003-0:4動軸)で仕様を違えて、エンジンもそれぞれ異なる機種を搭載した2両を試作、1973年に202 002-2と同じ仕様の軸配置C-Cとして1両(202 004-8)を追加製作した。 なお、1971年製の2両はDELとして史上初の三相交流誘導電動機搭載車である。
※この「DE2500」の解説は、「西ドイツ国鉄202型ディーゼル機関車」の解説の一部です。
「DE2500」を含む「西ドイツ国鉄202型ディーゼル機関車」の記事については、「西ドイツ国鉄202型ディーゼル機関車」の概要を参照ください。
- DE2500のページへのリンク