CPUソケット
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/04 03:39 UTC 版)
CPUソケットは、大規模集積回路(LSI IC)パッケージ用のICソケットで、CPU用のものである。数十〜数千接点で、高い動作周波数でも動作する必要があるなどの特殊性はあるが、基本的にはCPU以外のLSI用のICソケットと何ら変わるものではない。しかし、CPUとマザーボード間のインタフェースとしての電気的・論理的仕様も含んで「Socket AM4」などといった名前で識別される場合もある。形状によっては(「Slot 1」など)「CPUスロット」などもある。CPU以外のプロセッサ(GPU)や、CPUであっても組み込み向けの比較的小規模な製品、2015年以降のノートパソコン向けの製品などは直接ハンダ付けで実装することがほとんどであり、ソケットは使われない。
- ^ 8080ソフトウェア互換CPUであるNECのµCOM-8(µPD753)のピン数は42でありピン配置も異なるが、増えた2本のピンはNC(無接続)である。後に8080とピン互換のµCOM-80(µPD8080A)も出た
- ^ http://www.ciao.se/Intel_80186_12_MHz_processor__5790
- ^ http://www.mwiacek.com/pc.pl/x86/x86.htm#4.2.80286/80287%20Socket%20%2880286/80287%29%7Coutline
- ^ 初期には、486用に汎用の17列PGAソケット(3周、接点数168または169(487SXおよびODP用))が使用されたこともある
- ^ WB対応486はWB制御のピン配置がP24T(Socket 2および3で486が使用しない最外周を使用)と異なるため専用ソケットが開発され、また、Socket 6用Pentium ODP(Kバージョン)にはピン配置を変換する基板が装着されていた(基板を外すと通常版のP24Tとして使用できる)。IntelDX4用マザーボードの中にはSocket 3を採用し、WB制御の配線をIntelDX4用とP24T用の両方にしてあるものもある(ただし、IntelDX4→P24Tは、インテルは正規のアップグレードパスとしていない)。
- ^ a b c この 478 ピンのソケットは、micro-PGA レイアウトにより Socket 423 よりも物理的サイズを縮小するために導入された。Socket 775 は PCI Express 、DDR2 メモリと Intel 64 (x86-64 のインテルによる実装) をサポートすることで導入されたが、新しい Land Grid Array レイアウトへの変更も行われた。より良い電気的性能のため、ピンは CPU パッケージでなくソケットの側にある。
- ^ Fudzilla report、2007年10月23日に取得
- ^ http://download.intel.com/design/mobile/applnots/24528401.pdf
- ^ インテル次世代ノートPC向けCPU用「ソケットG1,PGA989/988Aソケット2011年1月19日に取得
- ^ http://www.intel.com/cd/channel/reseller/asmo-na/eng/products/server/processors/index.htm 2011年1月19日に取得
- ^ a b c d これらのソケットは、統合メモリコントローラを持った CPU 向けである。754ピンのモデルは CPU のピンに 1 つのメモリチャンネルがある。939 ピンのモデルは 2 つのメモリチャンネルがあり、ピンの数が増えている。940 ピンのモデルにも 2 つのメモリチャンネルがあるが、レジスタードメモリが必要であり、SMP をサポートする。Socket F と AM2 は、DDR2 をサポートするために再設計された。Socket F は 1207 ピンを持っている(より高いスケーラビリティと、電力分配の改善のためと推測されるピンが追加)。Socket AM2 は 940 のピンホールを持つが、現行の AMD Opteron プロセッサには対応していない。
- ^ Peak, Sebastian (2016年9月19日). “AMD's Upcoming Socket AM4 Pictured with 1331 Pins”. PC Perspective 2016年9月21日閲覧。
- 1 CPUソケットとは
- 2 CPUソケットの概要
- 3 脚注
「CPU socket」の例文・使い方・用例・文例
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