C. flavipes (Peck) O. K. Miller
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/09 10:01 UTC 版)
「クギタケ属」の記事における「C. flavipes (Peck) O. K. Miller」の解説
かさの径1-4cm程度のわりあい小形の種類で、柄の基部の菌糸は淡黄色を呈する。子実体の組織内でのアミロイド性の菌糸密度がまばらであるため、ヨウ素溶液による反応が肉眼的には確認しにくい。子実体の構成菌糸にはかすがい連結を欠く。最初はオウギタケ属の一新種として記載され、のちにクギタケ属に移されたが、原記載には発生環境(周囲の樹種)に関する記述がなく、分類学的位置については疑問が持たれていた。その後の報告では、カラマツやニオイヒバ (Thuja occidentalis L.)・クロトウヒ (Picea mariana (Mill.) Britton, Sterns & Poggenburg)などの樹下に発生するとされているが、外生菌根をどの樹種と形成するかについては、まだ確定されていない。北アメリカおよびカナダに分布する。
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